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「ガンジャ」。ジャマイカ人が日常的に使用するこの言葉。
ジャマイカだけでなくガンジャという言葉はインドを始めとしたアジア
やアフリカなど世界的にも有名だがこれは大麻(マリファナ)のこと。

ジャマイカの国花は実は大麻の草である。
ジャマイカ政府はガンジャ(大麻)を禁止している、禁止されている
ということは要するに違法なのdすが伝統文化なので根絶はしない。
だからそこいらで簡単に手に入る。

国の英雄であるボブ・マーリーもガンジャを吸っているシーンは
有名でありもちろん愛煙家。公共のテレビでも
「ガンジャ(大麻)はドラッグとは違う。あれはハーブ(薬草)なんだよ」
という発言もあって彼らラスタマンの中でもガンジャはドラッグ
という意識よりも聖なる薬草という位置づけ。
面白かったのがナイン・マイルズでボブ・マーリーの生まれた
家の中に入るときも「ここではタバコは絶対禁止。ただしガンジャはOK」
とガイドの人が普通の顔で言っていたのを思い出す。

ジャマイカでは大麻は昔から使用してきた薬草(ハーブ)で喫煙するだけでなく、
飲んだり、料理に入れたりもするらしい。
週末のレゲエのイベントにも行ってみたけど
集まっている人たちはガンジャをガンガンに吸っている。でもイベント
だけでなく割りと日常的に吸っている光景は見た気がする。

ちなみにジャマイカではガンジャのプランテーションは
少し山岳の奥地に行くと見ることができる。
今思うとかなり危険を伴う旅だったがあれはガンジャの草だったと
思う。
と思っていたらなんとキングストンの街中にも普通に花壇にガンジャの
草がある。そばのラスタマンに「これってもしかしてガンジャ??」
と聞くと普通に「Yes!Yaman!」と明るく答える。
うーん、やっぱりジャマイカってすごい国です。

でも最近はとにかく日本人旅行者がガンジャを不法所持して
空港で捕まるケースが後をたたないのだとか。(現地のジャマイカ人
にカバンに黙って入れられて日本にいるジャマイカ人の友達に
もって行かせるためのトランスポーターの役割をさせられるケースも
ある。これは映画「ブリジット・ジョーンズの日記」などでも
出てきたシーン)

最近も4-5人の日本人がモンテゴ・ベイの空港で捕まったらしいが
これを聞いた時にあるジャマイカ在住の日本人に

SK : 「へ~、やっぱりジャマイカで過ごしているとみんな吸っている
から日本人も感覚が狂っちゃいますよね」
と言ったらその人が発した言葉が

「いやいや、そんなことないですよ、
ジャマイカ人は大麻もちゃ~んと時と場合を考えて
吸ってますよ!


っていうか、やっぱり感覚おかしくなってます。