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ドミニカ共和国というのは伝統的に農業に支えられてきた国ですが近年は軽工業や
製造業の台頭が著しい傾向があります。特に自由貿易地域(フリーゾーン)の区画を
利用した衣料品やエレクトロニクスなどの分野はカリブ海のみならず中米地域を
含んでも対アメリカ輸出国としては最も規模が大きいのです。
CAFTAの協定に際して本来は7月からの施行を予定されていたのにも
関わらずコスタリカとドミニカ共和国は未だに対アメリカと合意に至ってないのは
ドミニカの立場としてはアメリカがCAFTA締結の代わりに自国に
関税障壁を設けることに納得がいかない部分があるわけです。

それらドミニカ共和国の主要産業の一つに「タバコ」産業があります。
その中でもドミニカ共和国はキューバと並ぶ世界でも最も有名な葉巻の
産地として有名なのです。
ラテンの中でもカリブ諸国にいた先住民は神事を行う際に
天然のタバコ葉を巻いて作られた葉巻の原型になるものを吸う習慣があり、
これを欧州に持ち帰り広めたのが現在のタバコの習慣、葉巻の
原型になったと言われています。

葉巻は世界三大産地と言われるキューバ、ドミニカ共和国、ホンジュラス
での生産が世界の大半を占めています。その中でもドミニカ共和国
の生産量は世界一。元々キューバにあった葉巻製造会社がアメリカから
貿易制裁を受けたためにドミニカに移動してきたのが発展のきっかけです。

種類はハッキリ言ってかなり多い。
①ドミニカで100%手作りで行われている「ドンディエゴ(DONDIEGO)」、
②高級志向向けの葉巻なら「ダビドフ(DAVIDOFF)」
これは世界的に有名ブランド。
③果物の香りが溢れるこれもドミニカを代表する葉巻である
「ラぺルラハバナ(LA PERLA HABANA)」 
④同じくドミニカを代表する葉巻の一つである「アシュトン(ASHTON)」

などなど。ドミニカのお土産と言えば葉巻を買っていく人がほとんど
だと思いますが買う際にもぜひ一度試し吸いしてみることをお勧めします。

先日は友達と第二の都市であるサンチアゴのフリーゾーンにある
葉巻工場の見学に行く機会があったのでその時に撮った写真を
添付しておきます。