1月も終わりが近づく日



何度かスノーボードに行ってからの初スケート。




天気はやや曇っているが雨は降りそうにない。




乾燥した空気が唇を乾かした。




ダウンの下にはパーカーを着込みモコモコした着ぐるみみたい。




ジム通いとスケートで痩せた身体に脂肪は無くめっきり寒さに弱くなった。





温かい缶コーヒーを買い、しばしKと談笑中。2人とも寒さでなかなか動けないでいた。





時折吹く乾いた冬の風が俺たちの身体を更に冷やした。





「このままじゃ凍えるよ」





俺たちはタバコをくわえたままデッキをゆっくりプッシュした。





風が頬を凍らせた。耳は千切れそうだ。パーカーのフードをすっぽりと被り、やみくもにプッシュする。




無駄にはりきってプッシュしていると、だんだん身体が温まってくる。





そうして俺たちはデッキを弾き始める。





冬の寒さを吹き飛ばすぐらい大声で笑いながら。





俺たちはプッシュし続けた。











遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年は日本にとって大変な年になりましたが、本年は皆さんにとって良い年になるようにお祈りいたします。



そして今年もKEEP ON SKATEで行きましょう。




NO SKATE NO LIFE




滑り続けるだけだぜ。



iPhoneからの投稿
月明かりが窓から射し込む。






丸く丸く光っている。






青白く照らされた部屋に1人。








俺はタバコに火をつけた。










窓を開けると、夏の名残りが残った風が優しく部屋に入り、煙を外に連れ出した。









昼間のスケートで身体は心地いい疲労感に包まれている。








スローなジャスを聴きながら頭の中で今日メイクしたトリックを思い浮かべた。







ニヤニヤと1人思い出し、煙をゆっくり吐き出した。







月は丸く光っている。







明日も丸く光るだろう。







俺は明日もスケートに行く。










あの月が光っている様に。









俺は明日もスケートをするんだ。







iPhoneからの投稿

  8月も半分が過ぎたがまだまだ暑さが収まる気配は一向にない。





 屋外スピーカーからはいつもの調子で警報を出しているが、エコーが効いて何を言っているのかさっぱりわからない。





 既に身体の皮は3~4回は剥け、黒々としている。暑い国の人になった様で嬉しい。





 真っ白なTシャツを着ると、顔だけが浮かび上がってくる。






 1回も海に行っていないのに異常な焼け具合。






 純粋にスケートオンリーの日焼けだ。





 






 そして今日も俺達はデッキに飛び乗った。






 週末の最高の楽しみを1秒でも長く続けてやろうと。






 真っ赤に焼けた太陽を背中に背負いながら、思いっきりフルプッシュする。






 オーリーするとデッキの乾いた音が響き渡る。







 4つのウィ―ルが同時に着地し、残像を置き去りにする。










  スケートは完全に人生の1部になっていた。






 息をする様にスケートと共に歩んでいる。






 全然上手くならないが俺にとって、もうそこは重要ではなかった。






 常にチャレンジ出来る状況が、よほど刺激的だ。






 そしてメイクした時の達成感はハンパない。











 デッキを駆って風を裂き、ノーズやテールを弾きながら空に向かって手を伸ばす。






 見た目のカッコよさ以上の何かがスケートには在った。






 だから俺達は青空の下。






 集まってデッキを弾き続けた。














 仲間とデッキと太陽と焼けたアスファルト。






 それ以外は何も要らない。






 8月の終わりの日。














 ガリガリ君は時々必要になるけどね。