むかし、遠いところに海と空が近くにある小さな村がありました。その村では、空の美しい青さと、海の澄んだ水色が周りを包み込んでいました。
ある日、その村に一匹の猫が現れました。
その猫は不思議なことに、海と空を見上げることが大好きでした。毎日、モカは海岸に座り青空を見つめ、波の音を聞きながら過ごしていました。
いつしかその猫は村の子供たちからモカと呼ばれとても可愛がらる存在になっていました。
子供たちはモカに「海のお話をして」とお願いすると、モカは優しく、海の冒険や空の不思議な話を心に語りかけてくれました。その言葉には、海の広さや空の自由さを感じさせてくれたのです。