こんばんは！

ちょっとお久しぶりです。

前回、大学一年の時に

前野先生との大きな出会いまで書きました。

（前野先生のことは、また今度詳しくご紹介しますが、

前回のブログをご覧ください）

その後、2年生で機械工学科に進学しましたが

あんまり授業のこと、覚えてないんだな…😅

でも、ひとつだけ、よく覚えてる授業があります。

確か、機械工学創造演習という科目。

3年生だったと思います。

プチ卒研的なやつでした。

私は、ドラえもんの「手」は作れるのか、をテーマにしました。

ドラえもんの手ってどんなのか、皆さんご存知ですか?

「ペタリハンド」という名前がついてます。

時にドラえもんは「自分の手はゴムまりだから、じゃんけんができない」と嘆きます。

たまーに、その設定忘れるけどね。笑笑

このゴムまりの手を作ってみよう、とテーマは決めてみたものの…

全然進まなくて。。。

やっぱり、別にドラえもんの「ガワ」には興味ないのよね。

いや、丸くて青いのは好きなんだけど。

そこを再現したいんじゃないんだよなぁ。

でも、ドラえもんの中身の研究しちゃ、

機械工学創造演習、じゃないしね。。。

と曖昧なまま授業はなんとか単位を取りました。

ちなみに、この「ピタリハンド」に近い物が

2018年に東北大学で開発されました。

共同発表：刃物のようにとがった物体でもつかめる柔軟ロボットハンドを開発～瓦礫でも壊れない高い耐切創性・耐久性を実現～共同発表：刃物のようにとがった物体でもつかめる柔軟ロボットハンドを開発～瓦礫でも壊れない高い耐切創性・耐久性を実現～

www.jst.go.jp

災害用、工業用ロボットハンドとして、なんですがね。

私が実習してたのは2007年だったので

目の付け所は多分あってた！！

話を戻すと、

ちょうどその授業の頃、4年生で所属する研究室選びがあるんですね。

私は迷わず前野研究室を選ぼうとしましたが…

先生は、なんと理工学部からいなくなっちゃうことになったのです。

先生がその翌年から異動されたのが、

のちに私が進学する慶應SDMです。

SDM｜慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科（SDM）のウェブサイトです。

www.sdm.keio.ac.jp

当時の私はよくわかってなくて、

とにかく大学内に新しくできる研究科に行ってしまう。

理工学部前野研究室には、私は所属できない。

どうしてー！？

先生おいでって言ってたのにー！！

どうしてくれるのー！？

ええい本人に言お。

怖いもの知らずの私は、前野先生と話がしたいと言って、機械工学科の事務室かなんかにメールをしました。

そしたら、先生は私の携帯電話に直接電話くださったんです。

めちゃくちゃ覚えてます。

横浜の東急ハンズにいました。（なぜ）

その時私は初めて、超無礼なメールをしたことに気付きました…

その節は大変失礼致しました。

先生は、「新卒も入学できるから、よかったら大学院でうちの研究室においで」と言ってくださりました。

迷わず私は「行きます」と答えました。

行きますって答えてから調べました。

SDMってなんぞや。

ほーん、社会人向けの大学院。

PMPとかちょっと聞いてことある。

文理融合型、私が入学する頃には新しい建物。（当時まだ協生館は建設中でした）

とりあえず面白そうだし、行けばよくない？

そんなわけで、大学院でドラえもんの研究をすることを夢見て

無事理工学部は4年間で卒業できました🎓

いやぁ、色々危なかったけどね…

数学と、機械力学と、流体力学が特にね……涙

ってほとんどやん。

ちなみに、SDMの入試でも、ドラえもんの話をしたような気がします。

というかそれしか私はネタがない。笑笑

当時SDMにいらした、ジャーナリストの手嶋龍一先生が、私の話をとても気に入ってくださったのが嬉しかった記憶しか残ってません。笑

ちょっとここ2回のブログは大学の話中心ですね。

次回も多分そうなりますが、お付き合いください。

今回もお読み下さり、ありがとうございました😊

ドラえもんを作りたいと思った私の歴史④