我が家の窓辺には、様々な観葉植物が並んでいます。集めはじめたのは去年の春頃からですが、気がつけば家族が増えたように、たくさんの緑に囲まれて暮らすようになりました。
最初に迎え入れたのは、小さなポトスでした。初心者でも育てやすいと聞いて選んだのですが、その生命力の強さには驚かされます。つるが伸びていく様子を見ているだけで、なんだか元気をもらえる気がします。
その後、モンステラ、サンスベリア、そして幸福の木と、少しずつ種類を増やしていきました。それぞれに違った個性があって、世話をする時間が日々の楽しみになっています。
休日の朝は、まず植物たちに挨拶することから始まります。葉の状態を確認し、水やりをして、時には葉っぱの掃除も。小さな変化に気づくたびに、嬉しい気持ちになります。
先日、友人が遊びに来た時、「この部屋、すごく居心地がいいね」と言ってくれました。確かに、緑があることで空間が柔らかく、温かみのある雰囲気になったように感じます。
時には失敗することもあります。水のやりすぎで根腐れさせてしまったり、日光の当て方を間違えて葉が焼けてしまったり。でも、そんな経験も、植物との付き合い方を学ぶ大切な機会になっています。
最近は、ベランダで小さなハーブガーデンも始めました。バジルやローズマリーの香りが、料理の時間をより楽しいものにしてくれています。
植物との暮らしは、私に季節の移ろいを感じる心と、小さな生命を慈しむ気持ちを教えてくれました。これからも、この緑に囲まれた暮らしを大切にしていきたいと思います。