1月7日は「七草の日」
春の七草を入れた御粥(おかゆ)を食べて
無病息災を願う風習ですね
今朝は母が
七草粥を作ってくれました
そんな七草粥の正式な作り方を
ご存じですか❓
当日の早朝に作るのではなく
前日6日の夜から7日の朝にかけて
一刻(約2時間)ごとに
七草をしかも1種類ずつたたき
細かくしていくのが
正式な作り方なのだとか

酉の刻(17時~19時ごろ)から始まり
酉・戌・亥・子・丑・寅・卯の
それぞれの刻に1種類ずつたたき
辰の刻(7時~9時ごろ)から煮て食べる
という手の込みよう
もちろんそんな大変なことはせず
朝刻んだ野菜を入れて作っていましたよ
暮れの忙しさから不摂生の続いた体に
胃腸を休める効能のある
七草粥をいただくというのは
とても理にかなっていますよね
セリ(芹)
ナズナ(薺)
ゴギョウ(御形)
ハコベラ(繁縷)
ホトケノザ(仏の座)
スズナ(菘)
スズシロ(蘿蔔)
七草粥は年の初めに
芽が出始めたばかりの春の野草を摘む
「若菜摘み」の風習と
中国の1月7日の「人日(じんじつ)」に
7種の若菜を熱々の吸い物にして食して
邪気を払うという風習が結びついたと
考えられているようです
セリ(芹)は
『日本書紀』に登場するほど
古くから親しまれていて
「競り勝つ」という
縁起のいい意味を持っています
セリには胃を丈夫にする効果や解熱効果
利尿作用、整腸作用、食欲増進
血圧降下作用などの効果があるといわれていて
鉄分が多く含まれているので
増血作用も期待でき
さらにビタミンCやミネラルが豊富で
免疫力UPや
活性酸素の働きを抑える働きもあり
目の疲れにも作用するほか
セリ特有の香りは
鎮静効果があるといわれています
ナズナ(薺)
ペンペングサとしてお馴染みの野草で
「ナズナ」という名前の由来は
「なでたいほど可愛い菜」ともいわれていて
「なでてけがれをとる」の意味を持ちます
ナズナには食物繊維やビタミン、ミネラル
鉄分、カルシウム
抜け毛予防によいとされる亜鉛も含まれていて
解毒作用や利尿作用、止血作用
胃腸障害やむくみに効果があるそう
ゴギョウ(御形)
母子草(ハハコグサ)のことで
3月3日の桃の節句の際に母子の人形を飾って
母子餅を供えて食べたことから
御形(形=人形のこと)というように
なったらしくて
「仏様の体」という意味を持つそうで
咳や痰、のどの痛みに対して
効果があるといわれています
ハコベラ(繁縷)
コハコベの古名で
小鳥のエサなどにも使われる
「子孫繁栄」の意味を持つ身近な野草
植物のなかでは豊富にタンパク質が含まれ
ミネラルも豊富なため
古来は薬草として使われていたそう
特に昔から腹痛薬として使用されていて
胃炎などのほかにも
歯槽膿漏にも効果があるといわれているのは
スゴい❗
ホトケノザ(仏の座)
小鬼田平子(コオニタビラコ)のことで
植物の形状が
仏像の台座に使われる
蓮の花が開いた形に似ていることから
この名がつけられ
縁起がいい植物とされています
胃や腸の調子を整えてくれる効果があり
高血圧予防、歯痛や食欲増進などにも
作用するといわれています
ちなみに現在「ホトケノザ」として
一般的に知られている植物は
実は七草のホトケノザとは全く別の
シソ科の植物なのですって❗
スズナ(菘)
カブのことで
「神様を呼ぶ鈴」の意味を持ちます
どんな土地でも育つ強さがあり
栄養価も高いのが嬉しいですね
胃腸を整え消化を促進し
しもやけ、そばかすにも効果があるという
スズナは
カロテンやビタミンC、カルシウムや鉄分
ミネラルも豊富で
根っこの部分には
コレステロールを低下させてくれる成分も
含まれています
スズシロ(蘿蔔)
大根のことで
「鏡草(カガミグサ)」とも呼ばれています
「けがれのない白」
という意味を持っているの
スズシロには美白作用があり
肌を若々しく保つビタミンCを多く含むほか
胃腸の調子を整えるアミラーゼや
便秘に効果的な食物繊維も豊富
大根にある辛み成分には
抗がん作用や抗菌作用もあるそうです
