愛されてるのは分かってるけど、好きになれない、自分は薄情者で親不孝なのか?
親に恩を感じ、感謝できてる状態のほうが、人生うまく行くのは確かだし、道徳的にも、人間的にも真っ当な気がする。
頭で分かってるのに、何か好きになれない。
実際に会うと喧嘩になる。とか。
それは、あなたが親不孝なわけでも、薄情なわけでもない。自分を責めてはいけません。
それはあなたの親が愛し方を知らないのです。
あなたを愛してるけど、あなたを信頼していないのです。
あなたは親に愛されてるのは分かっているから、拒絶してしまう自分に罪悪感を感じていたり、あるいは罪悪感すら感じることも無く単に嫌っているかも知れません。
愛してるけど、あなたを心配している、あなたが社会的に価値ある人間にならなければ価値が無いと思っている。
そういうふうに(無意識にでも)扱われるとあなたが(無意識に)拒絶感を感じてしまうのは当然です。
あなたの親を責める必要もないのです。
あなたの親も自身をそういうものと扱っているから、かわいいあなたにそうやって接するのです。
そのような親に育てられたあなたも大事な人をそのように愛している可能性があります。
あなたは、あなたの親に、ありのままでは価値のないもの、心配しなければならないものとして扱ってほしくないですよね。
あなたの親にありのままで価値のあるもの、心配する必要のないものとして、信頼して、愛してほしい!と言っても無理です(笑)
あなたの親が自身をありのままで価値あるもの、心配される必要のないものとして、扱えない限り無理です。
誰にとっても最も大切な自分自身を扱うようにしか人を愛せないですから。
ということで、あなたが親を嫌っていても仕方が無い。あなたが、あなたが愛してほしいように親を愛してあげてください。
そして、あなたが、あなたの大事な人を愛するには、先ずは、あなたがあなた自身を愛して、信頼して、ありのままで価値あるもの、心配する必要のないものとして扱うことが先決だということです。
そうであってはじめて愛する人に心地よい愛を与えることができます。
そうであってはじめて愛する人を幸せにできます。