ご無沙汰しておりました。札幌整理収納アドバイザーの川村歩です。
北海道は風も冷たくなり一足先に秋の準備に入っています。私も秋風にのってサラっと戻って参りました。
久しぶりの更新は、好評いただいています「整理収納実例」です。
今回はbefore→afterのNO8のご紹介です。
札幌市モニターS様:ご主人様と2人お子様の4人家族、一軒家暮らし
【キッチン全体】作業時間:5時間
★前半は食器棚収納をご紹介します。
before
【カウンセリング】
・モノはそんなにないけど、大きな食器棚が使いこなせない
・実家から手作り惣菜等が送られてくる際のタッパーが捨てられない
第一印象物が少ないです。食器棚が大きいからかな~とも思ったのですが、それにしても少ない。
今使えるもの、使ってるもので十分だという考えのS様。もちろん便利道具や時短道具に興味はあるけど、いろいろ代用を利かせて間に合っているとのこと。
物は少ないけど使いこなせないとお悩みの食器棚から作業開始です!
【実作業】
①物を全部出します
②必要・不必要に分けます(使っている・使ってない)
「少ないと思ってたけど、意外とあるんだね~!!」とビックリのS様。
そうなんです、収納ってすごいんです(笑)一つ一つ出して向き合ってみると、少ないと思っていても実は持っているものなのです。
それでも、キッチン全体でこの量ですから少ないですよー。(食器・調理器具・食材)
その中でも、ビックリなのが食品ストックの少なさでした。買い物にちょくちょく行くからストックはそんなに必要がないとのことでした。確かに・・・使いこなせない、賞味期限切れ、奥に埋もれる等、食材ストックは多ければ多いほど処分も多いのも実情です。
でも、おもちがたくさん出てきておすそ分けいただきました^^おもちが好きだと言ったらお母さんがたくさん送ってくれたそうです。でも、こんなに食べきれる?という量だったらしいです。
親心はときに膨大な量のストックと化ける時がありませんか?私も「浅漬けの素」が大量に送られてきた時がありましたが・・・なぜお漬物が苦手な私に送ってきたのか未だになぞです。
S様のお母さんは手作りの品をタッパーに入れて遊びに来る際持ってきてくれたり、送ってくれたりするそうです。
家族もとても喜んでいる習慣なのですが、そのタッパーが溜まってしまうというのもお悩みのひとつでした。
大きさがバラバラなタッパー、スタッキングも無理で収納場所があるからとたくさん出てきました。
相談の結果・・・以下になりました。
①お母さんに返して、次回また使ってもらう
②自分が必要な形、大きさは取っておく
③古いもの、使いずらいものは処分する
【収納を考える】
after
左:ストックやお菓子(食材)
右:食器
ここのポイントは、レシピやキッチンで使う取説を立てて収納したこと。実は、この量を引き出しひとつで使用していたのです。VIP引き出しでしたが、重ねてしまう引き出しよりこちらのほうが取り出しやすいしスペースも少なくて済むので提案しました。
引き出しや下段の扉も「グループ」でまとめて収納しました。
もともと仕切りはあったのですが、グループでまとまっていなかったので使いづらい部分があったのかなと思います。物が少ないので、迷子になったり、どこに何があるかわからなくなったりはしなかったようですが、グループに分けることによりより探しやすくなったり、まとまりが出来たと喜んでいただきました^^
・カトラリー、お弁当関連の引き出し
・飲み物の引き出し
・家電の棚
・お米とお酒
次回、後半戦は「キッチンカウンター」をご紹介します!
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