♫ Evolution / Bobby Valentin (2007 Bronco)
サルサの代表的ベーシスト、ボビー・ヴァレンティンの
のいちばん新しいアルバム。
70年代を思わせる、キナくささが漂うクールネスが
かっこいい。
ちなみにこのアルバムは一枚のディスクでCDとDVDが
収録されている両面仕様。
♫ Evolution / Bobby Valentin (2007 Bronco)
サルサの代表的ベーシスト、ボビー・ヴァレンティンの
のいちばん新しいアルバム。
70年代を思わせる、キナくささが漂うクールネスが
かっこいい。
ちなみにこのアルバムは一枚のディスクでCDとDVDが
収録されている両面仕様。
♫ Peace! / 佐々木史郎 Caoba Big Band (2007 Geneon)
トランペッター佐々木史郎さん率いる、カオバ・ビッグバンドの
ファースト・アルバム。
メンバーは、
佐々木 史郎、佐久間 勳、小林‘Fussy’太、五反田 靖 (tp)
佐野 聡、佐藤 春樹、河合 わかば、内田 光昭 (tb)
本田 雅人、吉田 治、Andy Wulf、臼庭 潤、山本 一 (sax)
青柳 誠(key)、田中 義人(g)、土井孝幸(b)、石川 雅春(ds)
玉木 正昭(Perc)
と、錚々たる顔ぶれ。
もちろん、ありきたりのビッグバンド・ジャズなんかではなく、
ファンクあり、ラテンあり、何でもあり…
ソロもアンサンブルも充実の、ダンサブルで賑やかなサウンドだ。
そして、もっと知られていい、ハイパーなバンドがこれだ。
♫ Funk Orchestra T.P.O. (2001 X.Y.Z Records)
♫ Funk Orchestra T.P.O.Second (2004 X.Y.Z Records)
Funk Orchestra T.P.O.。
わかる人にはわかるこのネーミングのバンドは、トロンボーン奏者、
はぐれ雲永松さん率いるビッグバンド。
メンバーは、セカンド・アルバム時点で、
佐久間 勲、寺内 茂、川嵜 淳一、上石 統、城谷 雄策、平田 直樹 (tp)
宮内“A”岳太郎、深堀 瑞穂、望月 誠人、霜田 裕司、小泉 邦男 (tb)
渡辺 ファイアー、酒井 聡行、音川 英二、森 宣之、武田 和大 (sax)
進藤 陽悟(key)、玉川 雄一(g)、大友 正明、吉木 稔 (b)
竹内 勝(ds) Ken Keng(perc)
はぐれ雲 永松(Comp.Arr.and Cond.)
全曲、はぐれ雲さんのオリジナルだが、ブラス入りのファンクバンドが
好きな人なら、ニヤニヤするような小ネタが随所で聴かれる。
♫ Fingerpainting / McBride/Payton/Whetfield (1997 Verve)
クリスチャン・マクブライド(b)、ニコラス・ペイトン(tp)、マーク・
ホイットフィールド(g)の3人による、ハービー・ハンコック曲集。
“ The Eye of the Hurricane ”や“ Speak Like a Child ”などの
60年代の名曲から、“ Cameleon ”“ Sly ”などヘッドハンターズ
以降の曲まで、幅広い選曲だが、さすがに凄腕の3人による演奏は、
きっちりと聴かせるところは聴かせ、盛り上げるところは盛り上げる。
“ Tlell Me a Bedtime Story ”と“ Chan's Song ”は愛くるしい
名曲の名演だ。
♫ Playing In The Breeze / Thomas Fryland ( 1995 Music Partner)
デンマークの中堅トランペッター、トーマス・フライランドが
ジャコブ・フイッシャー(g)とイエスバー・ルンゴー(b)と組んだ
トリオ・アルバム。
フライランドについて言及される時、よく引き合いに出されるのは
チェット・ベイカー、アート・ファーマー、トム・ハーレルあたりだが、
もう少し遡って、ルビー・ブラフあたりのイメージを重ねるのは
僕だけだろうか。
クールな佇まいの中に感じる、ほのかな暖かさ。
このアルバムのようなフォーマットで、その暖かさがいっそう映える。
♫ Imagine / Palle Mikkelborg (1986 Storyville)
同じくデンマークのトランペッター、パレ・ミッケルボルグのアルバムは
かつて同レーベルから Heart To Heart Trio なる名義で発売されていた。
メンバーはミッケルボルグ(tp)、ケネス・ヌドゥセン(key)、そして
ニルス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(b)。
先に紹介した2枚がアコースティックなサウンドなのに対して、
このアルバムはエレクトリックでポップな内容。
“北欧のマイルス”の異名をもつミッケルボルグ。
確かにそういうサウンドであるともいえる。
♫ Jazzmin / Raul de Souza (2006 Biscoito Fino)
ブラジルのトロンボーン奏者、ラウル・ジ・スーザ。
トロンボーン、プラス、リズム・セクションのシンプルな編成。
バラードはもちろん、アップテンポの曲でも余裕綽々な彼のトロンボーンは、
優しい歌心にあふれている。

♫ Ashé a Go-Go / Sonic Liberation Front (2004 High Two Recordings)
なんだかよくわからないジャケットの、しかしただならない雰囲気を湛えた
このアルバムは、ディープなルンバと危ないジャズの融合。
重鎮アンディ・ゴンザレスの凄みあるベースがボトムをしっかりと支え、
スペイシーでアバンギャルドな空間の中で、パーカッションが乱舞し、
捻じれたサックスが咆哮する。
♫ the voice of Cuba / Hanny (1997 Mr Bongo Recordings)
もともとはギターを抱えて、ストリートなどで歌っていたらしいシンガーの
このファースト・アルバムは、キューバ系ラテンの中で細かくカテゴライズ
すると、モダン・ソンということになるだろう。
普段よく聴くサルサなどよりも、ぐっと距離感が近くて、歌そのものを
じっくりと堪能することができる。

♫ JUNKANOO / Barbara Dennerlein (1997 Verve)
1980年代から活動している、ドイツ生まれのオルガン奏者、
バーバラ・ディナーリンの10枚目のアルバム。
4ビートあり、ファンクあり、ブラジリアン・フュージョンありの
多彩な内容で、メンバーはドラムにデニス・チェンバースを擁し、
デビッド・マレイ、ランディ・ブレッカー、トーマス・チェピン、
フランク・レイシーらのホーン陣も賑やかだ。
タイトル曲は軽やかなブラジリアン・フュージョン。
いわゆる“キラー・チューン”とは、こういう曲を指すのだろう。
♫ SHARKY'S MACHINE (1981 Warner Bros.)
オープニングはアトランタの町の空撮シーン。
そして、そこに流れるのはランディ・クロフォードか歌う
“ Street Life ”!
バート・レイノルズ監督・主演の『シャーキーズ・マシーン』を
初めて観た時、このオープニング・シーンにノックアウトされた。
クルセイダーズのオリジナルを更にゴージャスにした仕上がり。
オリジナルもいいが、僕はこちらの方が気に入っている。
その他の曲も、チェット・ベイカー、ジュリー・ロンドン、
サラ・ヴォーン、マンハッタン・トランスファーらによる、
小粋でムーディな選曲。
アート・ペッパーら一流ジャズメンを起用してのオリジナル録音で、
中ジャケの録音風景も楽しい。
ジャズ好きのバート・レイノルズのセンスが光る。
♫ Well Kept Secret / Norma Winstone (1996 koch jazz)
ちょっと疲れたときに人肌の暖かいジャズボーカルが聴きたくなる。
ブリティッシュ・ジャズロック界の歌姫、ノーマ・ウィンストンは、
どちらかというと先鋭的なボーカリストというイメージがあるが、
このアルバムでは、ジミー・ロウルズ(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、
ジョー・ラ・バーバラ(ds)をバックに、あまり知られていない
スタンダードを中心とした、オーソドックスなスタイルの歌唱を
聴かせる。
彼女のストレートでナチュラルな歌声がしみじみと心に沁み入る。
また、歌伴の達人、ジミー・ロウルズの優雅で、どこか飄々とした
ピアノも素敵だ。
なお、2曲目の“A Timeless Place” は、ジミー・ロウルズの名曲
“Peacocks” のボーカル・バージョン。美しい曲。
♫ HOT NIGHT IN PARIS / Phill Collins Big Band (1999 Warner)
フィル・コリンズが編成したビッグバンドのライブ・アルバムは
ジェネシス時代を含む彼のオリジナルを中心に、凝ったアレンジと
パワフルなサウンドが素晴らしい。
“Invisible Touch ”がサミー・ネスティコのアレンジによって、
ご機嫌なベイシー・スタイルのジャズ・ナンバーになっている。