料理研究家のコウケンテツくん。
好きです。
イケメンだしね。
昨日、高梁市の青年団40周年の記念講習会でコウくんが演説に来てました。
ダンナちゃんの幼なじみが青年団に入っていて、地元でもあるので、聞きに行ってきました。
タイトルは「キッチンから始まる家族の絆」
コウくんの育った環境から、家族でごはんを食べることの大切や、食育についてかな。
いろいろな幼稚園に行って、食育の一環として一緒に給食を作ったりしているようで
その時の写真が何点かスクリーンに映し出され、
「子供の感性はすごく豊かです!」
「子供と一緒にごはんを作ってください!」 ←コウくん
(簡単に言うなぁ~ (と、つぶやくワタシ))
子供と一緒にご飯を作ること、パンやお菓子を焼くこと、
毎日を慌ただしく過ごしている母親には、我慢と忍耐ではなかろうかと
ワタシは思う。
包丁を持つ姿を見守り、
粉をワサァ~ッとまき散らす姿に青ざめ、
フライパンにくっつきすぎないで~ぇっと冷や冷やして、
そんな楽しい・・クッキングをいつもいつもはできないよ。
チビ2人が年長さんになってからねと、
お姉ちゃん2人にはいつも我慢させてるなぁ。
キレイごとだけでは家事はできないですよ~なんて思いながら、
コウくんの講演を聞いていると、
僕は平日はずっと家でレシピの提案の仕事をしています
考えたり、
作って写真撮影
子供が生まれてからずっと、子供を背負って仕事をしてきました
世の育メンパパが増える中、
講習会に行くと「子供に向き合って育てています、叱ったことはありません」
なんてパパがいたりして、
ふざけるな~とよく思います
一日中子供に接しているお母さんやお父さんは
そんな余裕はない、僕も虐待と愛情が紙一重の中で仕事を抱えて
子育てをしています
ほんの2、3時間子供と接することで子育てに参加なんて
母親がどんなに大変かを理解してください
一人じゃぁ子育ては無理です
追い込まれます
って、言われて、
泣きました。
最前列で。
きっと、何人もの人が
泣いただろうなぁ。
この人、わかってるなぁって。
コウくんが向き合って子供を育てているからこそ伝わってくる
素敵な講演でした。
質問コーナーで一人のママが
子供がごはんを残します、遊び食べしたり、
それを見ていつもイライラして怒ってしまいます、
どうしたら怒らずにすみますか?
その答えに、
ここだけの話ですが、料理研究家のボクがごはんを作ると、ボクの子供は
ごはんあんまり食べてくれないんです・・
こうやって、きれいに海苔でまいて、美味しいよ~って出しても
食べない(笑)
サバを焼いただけのものなんかをがっつり食べたりする
ごはんを食べなくても、
怒りながらでも、
食べさせ続けることがなにより大事です。
作り続けてください。
子供の糧になります。
毎日、早く食べなさい!ってせかしてたワタシ。
まぁ、簡単には気持ち切り替わらないだろうけど、
それでも、家族で食べるごはんの大切さが伝わってきて
力をもらった気がしました。
楽しい講習会だったな。
ますますコウケンテツくんが好きになりました。
WAKO。