シーズンも終わりに差し掛かり、これからいっっっっっちばん大切なオフトレ期間に入ります。
今回はこのオフトレ期間で気にしていただきたいことをテーマにしていきたいと思います。
タイトルにもある
運動作業×感覚作業×〇〇作業
パフォーマンスに直結する質の高いトレーニングにはこの三つの作業がとても大切と言われています。
特に三つ目の〇〇作業。昨今のトレーニングではこれが抜け落ちてしまっているケースが多いと感じています。
一つ一つ解説していきましょう。
・運動作業
‥‥当たり前の話ですが、運動が発生していないとトレーニングにはなりません。ここでは動作が伴っているものであるということが重要なポイントになります。つまりよくあるような体幹トレーニングで体を固定するだけのものはパフォーマンスに直結しづらいことになります。スキー中、体をピタッと固定する瞬間なんてほとんどありませんよね。うまい選手の滑りを見ても、動作が止まることなく、体が鞭のように動いていることがわかります。大事なのは筋肉を緊張、弛緩させるタイミングです。
・感覚作業
‥‥この感覚で大切になってくるのは自分の体がどこにあるのかを正しく理解する能力のことです。これは「身体所有感覚」と呼ばれています。例えば、目を閉じて腕を90°あげてみてください。この時にぴったり90°あげられているでしょうか?スポーツ動作においても、この感覚のズレが起こってしまうと、コーチから言われていることがなかなかできなくなってしまったり、自分の考えと実際の動きにばらつきが発生してしまい怪我の原因に繋がってしまったりしてしまいます。トレーニングの段階からこのズレを修正していくことが重要です。
もう一つ大切な感覚として、「筋感覚」というものがあります。別名、「固有感覚」とも言われます。これ何なのかというと、「ここの筋肉に効いてるわー」とかいう感覚のことです。トレーニングの5原則の一つである「意識性の原則」でも述べられていますが、どこの筋肉を鍛えているのかを強く意識していくことも重要になってきます。筋肉にはレセプター(感覚受容器)がたくさんついているので、先ほど述べた「身体所有感覚」も同時に鍛えていくことができます。
最後の〇〇作業、これは「空間作業」です。
この空間作業が一般的なトレーニングからなぜ抜け落ちてしまいやすいのか?
解説していきます。
・空間作業
‥‥よくトレーニング現場で耳にするビッグ3(スクワット、デッドリフト、ベンチプレス)、イメージしていただきたいのですが、これらのトレーニングには怪我を回避するために正しいと呼ばれるフォームが存在します。ここに大きな落とし穴があるのです。スポーツ中では”似たような動き”はあるものの”全く同じ動き”は存在しませんよね。常に想定外の状態が発生し続けることは容易に想像つきます。ここで先ほどのビッグ3を考えてみると、軌道が一定なため、筋肥大や神経筋の適応等には適しているもののパフォーマンスには直結しにくいことが考えられます。
大切になってくるのは「空間」です。自分の体をどこの空間に動かしていくべきでどういう風に体を使っていくべきなのか。これを養っていくことが重要になってきます。
単純な腕立て伏せなどでも3つの作業を意識してみると、より質の高いトレーニングになっていくかもしれませんね。