いいことって、探す・気付く意識を少し持つだけで、

こんなにたくさん　やってくるものなんだ。

でも、ちゃんと“意識”をしてないと

せっかく自分のところにやってきてくれた幸せの種を

今の私は　きっと見落としてしまう。

そうして、わたしは本に書いていた通り

まずはお試しで１週間

小さな幸せを書き記すことにしてみました。

何事もカタチから入る私は

大好きなディズニープリンセスの　

この手帳を購入しました。

ルールは３つ。

①小さな幸せを最低3つ書くこと

②嫌だったことや悲しかったこと、気付いたこと、気にかかったことも書くこと

③１日の終わりに5分でいいから手帳を見返す時間をもつこと

これだけ。

綺麗に書かなくていい。書くものがないときはスマホのメモでもOK

とにかく書いてみるのが大事！

そして、私は持ち歩くのに手帳が便利だったけれど、

ノートでも、メモ帳でも、

自分が表紙を目にしたとき、中を開いたとき、

わくわく、きゅん、気分が少しでも上がるものであればOK！

私は表紙に大好きな担当君のシールを張りました。

といっても、私も最初は全然書けなくて

書いてあったのは、よくある例通りの、

「お天気がよくて気持ちいい」とか

「ごはんがおいしい」とか。

それでも、いいんです。

お天気がいい日は、１ついいことメモが増えるなあ、

という気持ちで、太陽に向かって微笑みながら大きく

深呼吸ができるようになったり。

悲しみのあまりごはんを食べられなかったわたしが、

少しずつ、ごはんをおいしいと思って食べられるようになってきていることに気付けたり。

そのうちに、本当に小さな小さな幸せ探しができるようになってきて。

・ランダムでかけた最初の曲が１番お気に入りの曲だった

・夜、少しでも眠れた

・目覚ましがなる前にすっきり目覚めた

・信号が全部青だった

・患者さんにありがとうって言ってもらえた

・友達や同僚とたわいもない話で笑った

・今日の歌番組に大好きなアーティストが出た

・たまたま寄った本屋さんで面白そうな本を発見

・夜勤が安泰だった

・今日も健康に動けている　…

小さいと思っていたことが、書いてみると意外と

大きな幸せだったりする。

もちろん、いいことノートを書くことが　もともとの悲しみとか悩みとか

そのもの自体を消してくれるわけではなくて。

あの頃、藁にもすがるような思いだった私は、

自分で自分に、何やってんだろう、ってやるせなく思うこともたくさんありました。

でも、まずは何があっても何を思っても1週間続けます。

何かに夢中になること、

そしてそれが　自分にとって少しでもいい気分になることであればあるほど、

少しずつだけど　悲しみや悩みから　必ず視線が逸れていく。

少なくとも　それだけを考える時間、それによって悲しくなる時間が

相対的に短くなっていく。

それが、心を少しずつ解放して軽くしてくれて、

私自身、それを身をもって体験しました。

それと同時に、引き寄せの根本である“いい気分”へと

重たい気持ちでも、よいしょ、と、無理やりでもいい、持っていける。

いいことノートには、そんな力がありました。

でも、いいことノートの素晴らしさは　私が考えていたものよりも

もっともっと、奇跡的で　すごいものでした。

いいことノート＊。