今からちょうど1年前。
わたしは
悲しみの境地にいました。
最愛の愛犬との別れ。
将来を約束した彼との別れ。

その矢先、交通事故に巻き込まれけがを負い、入院。。

わたしを構成する大切なものを
一瞬にして失ったとき。
食べることも
眠ることも
笑うことも
会話をすることも
普通に立っていることすら
できなくなっていました。
自分が選んだこの職業。
だったはずなのに
人の命を預かるこの職の責任が
この心をさらに追い詰めていき
行き場のない心と身体に
応えを出せずにいました。

正直、あの頃の記憶は曖昧で
あの日の記憶も
はっきりとは思い出せません。
ただ、いま思い出せることは
この足が空っぽのわたしを
行きつけの本屋さんへと
連れていったこと。

放心状態の中で
目に留まった文字。
“引き寄せの法則”
いつも通っていた本屋さん
しかしこれまで1度として
気にかけることもなかったのに
まるで何かに
後押しされるかのように
手に取ったその本は
わたしの運命をガラリと変える
そんな奇跡の1冊でした。

運命を変えた1日