神様のカルテ2、朝一の回舞台挨拶ビューイング付きのをみてきました。
あらすじを言うと
一止の働く本庄病院に、一止の医学部時代の旧友進藤辰也がやってきます。
進藤は学生時代一止よりも真面目で熱心でそんな達也がきたことをイチさんは喜ぶんだけど、辰也は定時にあがって患者さんの心のケアをせず昔とは変わってしまっていました。それにイチさんは怒るんだけど、実はそれには理由があって…。そんな中貫田先生が倒れ…。
※以下ネタバレ有り
原作も大好きで、映画化されると知る前から1と2は高校の頃に読んでたんだけど、正直細かい内容は覚えてなくて。(笑)
2は貫田先生が亡くなってしまうということくらいしか…。
だからか逆に新鮮な気持ちでも観れたような気がします。
翔くんは1の頃と髪型が随分変わって最初は正直栗原一止に見えなかった…。
1のパーマはあり得ないと思ったけど、2でいきなり変わるのもどうなの?
口調も?1の頃よりは柔らかくて翔くんぽい口調、仕草も出てたかな~。
特に御嶽荘で貫田先生と呑む場面で、顔を覆うシーンとかとにかく口調が翔くんらしさがましてた。
ただイチハル夫婦の温かさを描くだけでなく医療の現実をきちんと書いているのがこの作品の好きな所。
辰也が定時に帰る理由は幼い娘を保育園に迎えに行くため。同じく一止の旧友でもあり達也の奥さんでもある方も医師で達也と同じ病院で働いていたんだけど、医師という仕事にのめりすぎて娘をほったらかしに。(これにも理由があるんだけどね)それに耐えられなくなり辰也は妻を置いて娘と本庄病院に越してきたって設定です。
新藤「毎日家庭を放って病院に泊まりこむ千夏を周りは『素晴らしい医者ですね』っていうんだ。
なあ一止、医者ってなんなんだ?家族ってなんなんだ?」
「お前が一年で三日しか休んでいないということは、その間奥さんは一人なんだぞ」
この言葉めっちゃ響いた~。
ハルさんは別にさみしそうな様子とかみせないんだけどね。
でもハルさんも毎日患者さんと向き合うイチさんに支えられてて、もちろんイチさんもハルさんに支えられてて。
すっごくあったかい夫婦。
1も2もあんまり二人がラブラブしてるシーンとかはないんだけど2の後半で部屋でイチさんとハルさんが静かに抱き合っててそこめっちゃ萌えた。(笑)
甘えてるイチさんかわいい!!というか二人の出会い教えて。
なんでハルさんはイチさんにひかれたの・・・・・・・
あと貫田先生。
貫田先生が倒れて貫田先生の奥様が
「入院して体休められるからかえってよかった」
みたいなことを言っていたんだけど原作読んでて死ぬってしってたからそこでもう泣けた。
そのあと貫田先生が治療を遅らせてでもかきたかった自分の担当患者の直筆カルテ…。
あーなけてきた。書いてて泣けてきた。
貫田先生の旧友でもあり、今は信濃大医局で働く高山さんは貫田先生の死をイチさんからの電話でしります。
でも高山さんはすごく上の身分の人だからその電話を切ったあとすぐにもう仕事に戻らなきゃでそれもなんか切なかった・・・。感傷に浸る間もなく・・・。
今書いててまた見たくなってきた。
シリーズものの映画って大体2を超えられないイメージなんだけどこれは2のほうが好き。
2のほうが断然にいい。