その後は船前で開会式・ルール説明を受け、
2艘に分かれて順次乗り込み五島列島へ
試合の内容はヒラマサの部と、
その他魚種の部の2つ
釣り方はルアーなら縛り無し
使用するメーカーも制限はありません
それぞれ下顎からの叉長で競います
深夜の平戸大橋をくぐり、
船は50分ほどで上五島エリアへ到着
しかし、文章で書くとあっという間ですが、
この日は波風が立っておりなかなかの揺れ
長距離運転の疲れ、後半に睡眠不足
加えてアネロンを忘れる失態をした私は
なす術もなくフラフラ状態
元々から船酔いには弱い方なのですが、
それでも普段の宿毛の釣りなら
工程には慣れきっているので問題無いものの…
不慣れなエリアという緊張感、
そしてやはり一番は睡眠不足が効いています
さらに不運な事に、降りる順番は私が最後
前述の波風で磯限られることに加え、
主要な磯には前日からのお客さんが
既に上がっている状態
ありがたいことに船頭さんが
少しでも良い所を探してくれるのですが、
なかなかソレを見つけられず、
結局上がれたのは空が明るくなった6時前
出船してから2時間半後くらいに
なってしまいました
正直、もうこの時点でヘロヘロだったのですが、
その場所というのがまさかの名礁、白瀬灯台
波風を避けるため小さな湾になっている
所ではあったものの、
ここはYouTubeで見たことがあります
尾長グレの超一級磯、4番です笑
この場所でのルアーの動画やブログ記事は
見たことがないのですが、
足元からそこそこの水深があるほか
テイクバックも角度次第では取れるので
なんとかなりそう
船酔いが落ち着くまで少し休憩したのち、
宿毛でいつも使っている道具にて釣り開始
同礁者は九州の方であるため?か
トップ中心の構成で投げておられます
私も初めは表層系ルアーを投げていたものの、
同じ事をするのも芸が無いですし、
表層での釣りに苦手意識がありもするので
早々に切り上げてシンペンやジグ主体に変更
しばらくするとジグでアタリ!
重さはそれほどでもないので
グイグイ寄せて浮いてきたのは
小さいながらもヒラマサ!
全長なら53センチですが、
今回のルールは叉長のため47.5センチ
といったところでしょうか
エキスパートの方なら写真も撮らず
迷わずリリースのサイズでしょうが、
私は四国から来た田舎者
ヒラマサを狙って釣る方はまず無理な
エリアで釣りをしている人間であるほか、
せっかくの五島列島の初物
とても嬉しく、迷わずキープ!
小さいながらも早々に釣れてくれて一安心
気を良くしてジグにて再開です
するとまた気持ちの良いあたり!
感触的にほぼ同じサイズくらいでしょう
遅れをとる感じではないので
気楽に寄せていると、足元の深場で
急に強烈に首を振ります
これは、嫌な雰囲気です…
※長くなったので後半に続く






