最後の診察から2カ月が経ちました。
めまいは減りましたが聴こえは変わりません。
静かなところでの会話には不自由しませんが、ざわざわした場所での会話や、相手がぼそぼそとした話し方だと聴き取りにくい。
日常で不快と感じる音も相変わらず。
ドライヤー、歩行者信号のピヨピヨ、トイレの音姫…などなど。
仕事中に時々相手の話していることがわからないことがありますが、そんなことにも慣れてきました。
以前は聴こえないことがあるとなんとなく気持ちが沈んでくよくよしていましたが、ぱっと気持ちを切り替えることができるようになってきました。(そうならない気持ちの時ももちろんありますが。)
気持ちに余裕ができたのはその通りで、電話の時にどのくらい聴こえてるか左耳で聴いてみようとか、あなたの聴こえは何歳?というようなSNSで流れてくる動画を試してみたり。(バカだなと思いつつ両耳で聴いてみて70代でした。病院の先生の仰ったとおりでした。)
聴こえてないことを自覚するのが怖かった時には絶対できないことでした。
以前のように聴こえるようにはなっていませんが、自分の状態を受け入れてきています。
これからも聴こえない自分とうまく折り合いをつけていこうと思います。
母の介護も続いています。
年末に事故に遭い1カ月半の入院を経て自宅での生活に戻ったものの要介護2の判定。
初めは自分で起き上がることも、補助なしでは歩くこともできませんでしたが、今は少しの距離なら一人で散歩もできるように。(もちろん見守りは必要ですが)
買い物やご飯は私が届けていますが、自分でお魚を焼いたりお味噌汁くらいは作れるようになり、以前よりわたしの負担は減りました。
夫との関係はほんとに険悪だったころよりよくなったような気がします。
私が仕事と介護をこなしていることは分かっているので、ご飯の支度こそしませんがたまに簡単に掃除くらいはしてくれるように。
洗濯物も私が干すのを忘れていたら何も言わず干してあります。以前は干したアピールがすごかったのですが今は黙ってしてくれてあります。
家事を手伝うといっても以前とたいして変わっていないのですが、手伝おうという気持ちがありがたい。
家事をしてもらった時はさりげなく、
ありがと。
と言うようにしています。
自分の家、自分の洗濯物なのですからやって当然ですし、家事は私だけの仕事ではないと思いますが、これも夫操縦術と思い…。
私の気持ちがいまいち昇華しきれてないこともあるのでそれ以上も以下もなくありがとの一言だけです。
それでも夫がほんの少しでも変わったのは、私の夫への態度が変わったからなのか…。
北風と太陽の例えのように、相手の心を開くのは強い風ではなく暖かい陽射しなんだなぁとつくづく思います。
突発性難聴を発症する原因はよくわかっていないようですが、発症した半年前の私はそれまで健康だったが故に自分の体を過信していました。
残業続きで帰宅は遅く、それから家事をし、睡眠を削っても録りためたテレビドラマは見たい。
で、寝るのが2時3時になることも。
年齢も考えずに若い頃のまま体に無理をさせていました。現在は年齢を自覚し(笑)なるべく規則正しい生活を心がけています。