近未来の情勢が不安な世界で、ひっそりと暮らす車椅子の女性シズカの元に
遺伝子操作で生まれた猿ノーマジーンが訪れる。
5、6歳程度の知能があり人語を話すノーマジーンは、シズカの介護をするためにやって来た。
懸命に役に立とうとするのだが、要領が悪く失敗ばかりしている。
とか書くと、動物と傷ついた女性の心暖まる物語っぽいけど、そうでもない。
シズカは結構辛辣でサディスティックだし、ノーマジーンは食い意地が張ってるし嗜虐心をあおる性格をしている。
読んでると、シズカがノーマジーンにイラッとするのもよくわかる。
でも、って言うかだからこそ、幸せになって欲しい2人だなぁと思ってしまう。