みなさんはお腹が痛い時、自然と背中を丸めてしまっていませんか?
それは胃が周りの筋肉を巻き込んで縮まっているからです。



いつも背中を丸めている状態(猫背)でいると、内臓にどんな影響を及ぼすのでしょうか?
今回はそんな「猫背と内臓の関係」についてご紹介します。



そもそもなんで猫背になるの?

「猫背」とは、その名のとおり猫のように背中が丸く曲がっている姿勢のことで、「脊柱後弯症(せきちゅうこうわんしょう)」などと呼ばれることもあります。


猫背になる要因はさまざまですが、生活習慣があります。
猫背を引き起こしてしまう悪いクセをいくつかご紹介します。

  • 長時間の座っている
  • デスクワーク
  • 運動不足、筋力不足
  • 姿勢のクセ
  • 骨格の歪み
  • 心理的不安、ストレス

生活習慣や無意識のクセの積み重ねから、猫背を定着させてしまっています。

猫背になりやすい生活習慣・癖を把握して、自分に思い当たるものがないか一度確認してみましょう
では、猫背が定着してしまっている人は、実際に内臓に影響があるのでしょうか…



猫背と内臓の関係とは?

猫背だと肩こりや頭痛が起こるというのはよく聞く話かもしれませんが、内臓にも関係があるのはあまり馴染みがない話でしょうか。実際はどちらだと思いますか?


実は・・・猫背と内臓は関係あるんです!

猫背の姿勢を続け背中が丸まってしまうと

胸郭が狭まり、その影響で内臓も圧迫されます。
よって肺や気管支などの呼吸器・心臓・肝臓・胆のう・胃などのみぞおち付近の臓器はもちろん、膀胱・子宮などの下腹部付近においても負担がかかってしまうのです。
背中の丸みも腎臓・肝臓の位置から始まっています。これは姿勢をキープするインナーマッスルに影響を与えるからです。


特に肝臓の固い人(ウイルスやアルコールなどによる肝炎が原因で血液循環がうまくいかなくなり固くなってしまうことがある)は身体の右半身や肩甲骨まわりに、腎臓の固い人(高血圧の状態が長く続くと血流が悪くなり固くなってしまうことがある)は左半身や腰に痛みなどを訴える方が多いです。


内臓のあたりに違和感、痛みなどを感じたら、原因は猫背の可能性も考えてみると良いかもしれません。





最後に

猫背と内臓に関係があったとは、驚きだった思います。

猫背の姿勢を続けてしまうと、胸郭が狭まり、肺や気管支などの呼吸器・心臓・肝臓・胆のう・胃などのみぞおち付近の臓器はもちろん、膀胱や子宮などの下腹部付近においても負担がかかってしまいます。
肩こりや頭痛はもちろん、内臓の痛みにも繋がりかねませんので早いうちから猫背対策をしましょう。
現代社会では「自分は猫背だ」という自覚のある人も多いと思います。姿勢は自分で改善できるものですので、是非できるところから始めて内臓を元気にしてあげましょう!

猫背を改善についてはお気軽にご相談ください。誠心誠意お手伝いさせていただきます。






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