最近ブログを書いていなかったので、その間に観た映画を一挙に書いてしまおうと思う。
まず何を見たか?
・TIME
・ダークナイトライジング
・パピヨン
・リクルート
・FUNY GAME
どれも面白かった!あえて順位を作るのなら、上記の順である。
先に書くが、FUNY GAMEは面白くないわけでもないし、衝撃的だったのは確かだが、一位には決してできない内容だった。
FUNY GAME内容は、人を殺すことを楽しむゲーム・・・をリアルに描いた映画内容であり、リセット・巻き戻しなんでもありの殺人犯を中心に描いた不快感極まりない内容だった。
おそらく、観客全員が不快になるよう作った映画である。
だが、不快にさせる方法を上手く表現されていて凄いと思う。
自分の中の悪というものを考えさせられるというが、う~ん後味悪すぎ。
観客に伝えようとするメッセージ・・・嫌な方法で伝えてきたなと思う。
ダークナイトライジングは文句のつけようがない!!
主人公であるバッドマンは、金も名誉(地位)も女性も友も失い。
肉体的にも精神的にもボロボロのヒーローを描いていた。
ここまでボロボロのヒーローを観たこともない。なにもかも捨ててでも、まだゴッサムシティーに住む人々のために・己の信念(正義)のために戦い続けるバッドマンは格好良すぎた。
そして、「ヒーローは誰にでもなれる。希望を失った子供の肩に『まだ大丈夫だ』と言いながら上着をかけてあげられる人がいる限りヒーローはいる。」
この言葉は名台詞だ。
僕の心に深く刻まれた。。。
パピヨンも素晴らしい。収容所に囚人としている、スティーブマックイーン演じるパピヨンが自由を求め幾度となく脱走を試みる映画である。「大脱走」程、大きな計画ではないが、あらゆる手段をこうじて脱走をする。
見どころは、パピヨンの脱走を失敗して独房に入れられ、厳しい罰を受け、ボロボロになっていくパピヨンの演技が素晴らしすぎる。
虫(ゴキブリやムカデ?)を食べ、必死に生きようとする精神に感服する。
侍なら死を選ぶのかな?サムライは名誉の為に切腹。汚名や恥を決して許さない部族だから、やはり死を選ぶかもしれない。
侍は置いといて、パピヨンの生への執着心は凄すぎる。
この作品の中でパピヨンともう一人、ルイ・ドガの友情も描いている。詳しくは書かないが仲間を売らないパピヨンという男の器のデカさと、ある島でルイ・ドガと出会うシーンで「君とはここでは会いたくなかった」と話すシーンなど、友情を描いているシーンは素晴らしい。
リクルートはCIAのスカウトから始まり、訓練所やラングレー本部を舞台に、何を信じたらいいのか?騙し合いをくりひろげられていた。
結構、CIAやスパイを題材にすると疑心暗鬼や騙し合いの内容がほとんどなんだなぁ~と思う。
TIMEは、人から聞いた話だと、あまり面白くなかったと聞いたが、個人的にはとても良かった。
通貨というシステムがなくなり、時間を通貨として扱っている世界を描いていた。
時間がなくなれば、死を迎える。だから日々人々は時間を求めて働いている。
そこには、貧民もいれば富豪もいて、富豪は残り100年も生きていける時間を持っている。
そんな中、貧困層にいる主人公がある日、富豪の一人を助けることから100年分の時間を手に入れ、時間をコントロールしている社会に疑問を感じ政府に対して敵対していく。
時間がないと人は獣のような野蛮な人物が出てくるし、時間がある人は怠惰な暮らしを始める。
人は一日を一生懸命・・・文字通り、一日に命を懸けて必死に後悔しないよう精一杯生きることこそが大事である。と伝えてくれていて本当に素晴らしい内容だった。