アメリカ犬日和 in イリノイ

アメリカ犬日和 in イリノイ

愛犬スキーター(通称スー)との犬暮らしを綴っています♡

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昨年12月、無事に犬連れ帰国完了しましたわんわんきらきら!!

帰国後、足繁く通っていたのがカインズホームでした

ここは店内犬連れOKなので、とってもありがたいですニコニコ



スーは週末にお留守番させると、めちゃくちゃギャン鳴きします。

平日は大人しいのに…(笑)。

今住んでるのは賃貸アパートなので、とてもじゃないけど週末にスーを置いてお出かけできません。

なので犬連れOKのお店は本当に助かりますラブラブ

飲食店もイリノイでは【テラス席のみ犬OK】がほとんどでしたが、日本はあちこちにドッグカフェがあります。

寒い日も雨の日も、店内でスーと食事ができるのは嬉しいですラブラブ



初めてのドッグカフェクラッカー

こちらのお店では、おむつorマナーベルトの着用が必須でした。



こちらはスーのケーキ。



飼主さん用のメニューも充実していて、しかも美味しかったですニコニコ
FormCに関して、私が戸惑った箇所を挙げていきますねニコちゃん



【1】veterinarian って。。。


Name and address of veterinarian(獣医の名前と住所)という欄があります。

addressは動物病院の住所だろうけど、この場合のveterinarianって動物病院名?それとも獣医師の個人名?

「予防接種はUSDA認定医による処置であること」と念押ししてるから、個人名だとは思うけど、心配なので成田の動物検疫所に確認しました。

結果、獣医師の個人名を記入してくださいとのことでした。



【2】混合ワクチンの記入欄

FormCの3枚目に 狂犬病予防以外で接種したワクチン の情報を記入する欄があります。

これは帰国時の必須項目ではありませんが、輸入検疫証明書に混合ワクチンの記載が必要なら、記入しておく必要があります。

我が家は念のため、記入しておきました。(後にこれが大正解キャッ☆

このワクチン欄は2箇所しかありませんが、スーが打ったのは3種類。

混合ワクチン1本と単体ワクチン2本。

・・・って、書ききれんがな\(゜□゜;)/

これも検疫所に相談すると、同じ日に接種したワクチンは、1つの欄にまとめて記入すれば良いそうです。

そして次の疑問。

Kind of vaccine or active ingredient(ワクチンの種類or有効成分)って、どこまで詳しく書けばいいんだろう?

病名とワクチンの製品名を書けばいいのかな。

・・・って、枠に収まらんがな\(゜□゜;)/

こちらも検疫所に確認すると、病名だけ記入すれば良いとのこと。

例えばレプトスピラはLepto、混合ワクチンも略称のDA2PPだけで大丈夫でした。



【3】混合ワクチンの接種獣医師

狂犬病の予防接種はUSDA認定医でないといけないけれど、混合ワクチンはどうなんだろう?

これも認定医以外だと、オフィシャルなものとして認めてもらえないのだろうか?

狂犬病以外のワクチンは"日本への輸入検疫"には関係ないけど、"アメリカから輸出"という意味ではもしかしてエンドースメント取得の妨げになったりする?

うーーーーんもやもや

変なリスクを背負うくらいなら、いっそ混合ワクチンの欄は書かないでおこうかな。。。

いろいろ考えたけど、ここはやっぱり検疫所に相談するのが確実ひらめき電球

そしていただいた回答は 【認定医以外の獣医師が接種したものでなければUSDAで削除されてしまうかもしれませんが、4.Other useful health informationに記載する狂犬病以外のワクチンは、日本入国に必須の処置ではございませんので、仮に削除されたとしても日本入国には何ら問題はございません。】というもの。

USDAで削除って・・・。

なんか面倒くさいことになって、エンドースメントもらえなくなったりしない?

ダメだ、やっぱり不安だ汗

でも結局、これは取り越し苦労に終わりましたきらきら!!

調べてみたら、今までスーの予防接種を担当してくれたのはUSDA認定医。

あ~~~良かったぁぁ!!!!( ´艸`)



【4】検疫所に事前チェックしてもらう時間がない

動物検疫の書類はエンドースメント取得前に、到着空港の動物検疫所で事前確認してもらうと安心ですニコニコ

FormAは自分で書くのですぐに用意できますが、FormCは帰国直前の健診で獣医師に記入してもらわなければいけません。

なので我が家のように、健診翌日にUSDAへ行くスケジュールですと、時間的に厳しい。。。

そういった場合はこちらの記事にも書きましたが、ご自身で記入したFormCを検疫所に確認してもらう方法もあります。

それをお手本にし、健診時に獣医さんに書き写してもらうとスムーズです。

FormAは飼い主が記入するもので、内容も特に難しくはありませんニコちゃん

ただ少し「ここはどう書けばいいんだ?」と戸惑った箇所があったので、参考までに書いておきます。



【1】日本での居住先が決まっていない


FormAには、日本でペットを受け取る荷受人(consignee)の住所を記入する欄があります。

しかし我が家は日本に持ち家がないので、帰国後に賃貸住宅を契約する予定。

なので在米中にこの欄が記入できない。。。

日本の検疫所に相談すると、実家の住所でも大丈夫とのことでした。

あくまでも書類上のものなので、実際にペットが暮らす住所でなくても良いそうです。



【2】電話番号に国際電話コードは必要?

輸出者、荷送人、荷受人の電話番号を記入する欄があります。

輸出者と荷送人欄は、アメリカで使っている携帯番号。

荷受人欄は実家の電話番号を書きました。

でもここで一つの疑問が。

「アメリカ側から見た日本の電話番号(頭に+81)を書くのかな?それとも、FormAは日本の検疫所が発行している書類だから、アメリカの番号に国際電話コードを付けるべき?」

結局どちらにも国際電話コードを付けずに記入しましたが、問題なかったですニコニコ



【3】肩甲骨の間ってなんて言うの?

マイクロチップの挿入部位を記入する欄があります。

スーの場合は首の後ろ側に入ってます。

以前勤めていた動物病院では、「肩甲骨と肩甲骨の間」と表現していたので、そのように英訳しようと思いましたが…なんだかややこしい汗

結局簡単にNeckと記入しましたが、問題なかったですグッド!



【4】プレチェックで指摘された箇所

輸出入の書類は、事前に日本の動物検疫所で確認してもらえます。

私の場合は書類を写真で撮って、その画像をメールで送りました。

すると翌日には返信をもらえますきらきら!!

その際、FormAに関しては一箇所だけ指摘を受けました。

「届け出の受理書番号(Approval No.)を記入してください」

すでにNACCSで届け出を完了していたので、その番号の記入が必要でした。
オヘア空港を出発し、13時間のフライトを経て成田に到着。

スーとはバゲージクレーム(スーツケースを受け取る所)で再会できましたわんわん

ANA職員の方が連れて来てくれる間、スーはずっとギャン鳴きドンッ

他に2~3匹のワンちゃんも一緒でしたが、鳴いてたのはスーだけ。。。

私たちに再会してもスーの興奮状態は収まらず、「早く出せーむかっと言わんばかりにキャリーの中で暴れてました(笑)。


動物検疫はバゲージクレームの近くにある検疫カウンターで行われました。

ここで下記の書類を提出します。

●届出受理書
●Form A,C(原本)
●狂犬病抗体検査証明書(原本)


OKが出た後に隣にある別室へスーを連れていきます。

そこでスーをキャリーから出し、マイクロチップの読み取り。

念のためにと持参したAVID社のマイクロチップリーダーは、結局使わず、成田にあるもので読み取り可能でした。

こんな感じで、動物検疫自体は10分程度で終了ニコニコ


検疫カウンターでは【犬の輸入検疫証明書】をもらいました。

近いうちに海外渡航(犬連れ)の予定がある人は必要な書類らしいですが、我が家にはその予定はないので「記念にもらっておくか」くらいに思ってました。

でもこれ、今かなり役立っています!!

というのも日本のドッグランやドッグカフェは、ワクチンの証明書を提示しなければいけない所が多いです。

スーは狂犬病の予防接種証明書はありますが、混合ワクチンはナシ。

もちろん接種はしてますが、かかりつけの動物病院では混合ワクチンの証明書は発行していませんでした。

前に一度証明書の発行を頼んだら、「明細書に載ってるでしょ?ペットホテルでも明細書を見せれば大丈夫よ」と言われました。

アメリカでは全然大丈夫だったけど、日本で英文の診療明細を見せても戸惑われるだろうな~あせると思っていたので、ちょうど良かったです。

しかも【犬の輸入検疫証明書】1枚で狂犬病と混合ワクチンの接種証明ができるので、飼い主的にも楽チン音譜
私たちが利用したのはオヘア空港で、航空会社はANA。

まず航空カウンターで人間のチェックインを済ませ、スーツケースを預けます。

そして端っこにあるカウンターへ行き、愛犬の輸送費を支払います。

その際、

・FormA, C
・抗体検査原本
・APHIS 7001
・ANAの同意書(事前にHPよりダウンロード&記入)


をカウンターへ提出しました。

その場で書類一式がチェックされ、すぐに返却されます。

「ペットのセキュリティチェックは人間用と別の場所にあるので、そこまで別の係員が案内します」と言われ、しばらく待機。

その間に外へ出て、スーの最後の排泄を済ませましたわんわん


係員がやって来て、スーツケースのセキュリティチェックが行われている場所へ向かいました。

ペットのセキュリティチェックとは、要はキャリーケースに不審物が入ってないかの確認

なのでスーは一旦キャリーから出します。

空っぽのキャリーをX線検査のベルトコンベヤーに載せます。

検査後はスーをキャリーに戻し、係員に預けます。

ふだんキャリーに閉じ込めることがないので、スーはかなりギャン鳴きドンッ

しばらく鳴き声が空港内に響いてましたまったり

こんな感じでペットの搭乗手続きが完了したら、その後はいつも通り保安検査場へ向かいます。


ちなみにキャリーの中にはペットシーツを敷き、その上に毛布を入れておきました。

しかし帰国後、ビリビリに破られたペットシーツが毛布に絡みつき、洗濯するのが大変でしたあせる

毛布だけにしておけば良かった…と激しく後悔ざっくぅ

あと給水ボトルも付けておきましたが、水漏れしていたようで毛布がかなり湿った状態に。

うーん、これも必要なかったな。