長いタイトルだなぁグラサン

さて、春の益子陶器市で新たな作家さんとの出会いがありましたニコニコ



柏井羊さん作  マグカップ

表面の黒い斑点は土の鉄分。綺麗にするなら取り除くところでしょうけど「土の表情」を大切にされていて「益子の土」に益子の伝統釉薬「並白釉」「櫛目細工」で仕上げたシンプルなマグカップ☕️

柏井さんは人気上昇中の作家さんで自分がテントを訪れた時には残り数点となっており人気の高さを伺えましたニコニコ

ご本人とお話する事が出来まして…(これも陶器市の魅力ニヤリ)

柏井さんはスラッとした長身のイケメンニコニコ

年齢は33歳とお若い(ウチの会社の娘婿?とひとつ違い)びっくり

そして何より…「会社員」を辞めて陶芸の道を志したのだそう。もともと器や食器が好きでいろんな陶器市や蚤の市を訪れていたそう。

そして訪れた益子陶器市で運命が変わります。今の師匠の作家さんに「そんなに好きなら自分でやってみたら?」と言われ師匠の細工場を訪れた時に「自分の道」を決めたのだそう。

「僕は大学も普通の大学で芸大に通ってた訳ではないんです。専門的な知識も無くて好きが高じて始めたので最初は大変で。でも周りの皆さんのおかげでなんとか…」

「でも会社勤めなら収入も福利厚生もそれなりに…それでもこちらの道を選択されたのはどうしてですか?」

と、失礼で意地悪な質問をしてしまってガーン

「う~ん、これから何十年先も会社勤めしている自分のビジョンが浮かばなかったのもありますし…好きな事を仕事する挑戦している方が自分らしいんじゃないかって。師匠や周りの方も応援してくださいますので頑張れてます」

何て気持ちのいい方なんだニコニコ

人に出会い、ご縁が出来て導かれるように益子に移住されて陶芸の道を歩まれて。

どっかの娘婿?にも聞かせてやりたいもんですわキョロキョロ

「狭い世界に居るんじゃなくて広い世界を見てこい」と。

「自分らしく生きる」事はとても難しい事なのは充分承知。その事に「挑戦」されてる方は何とも眩しいニヤリ

再認識して羨ましくもあり微笑ましくもあり…そんな1日でありました照れ