さて、少し間があいてしまいましたが先輩の話の続きになります。


先輩に工場を閉めた後の事を聞きました。


「先輩、工場を閉めた後は何やるんですか?ご家族は?」


「うん、子供2人は成人してこちらで働いてるから。嫁さんとは…離婚した💦ちょうど地元の親戚の叔父が農家を継がないか?って話があってな。ウチの実家は弟が後を継いでるけど叔父は子供に恵まれなかったから…嫁さんと話あったけど…この年で新しい環境はキツいよなショボーン


「幸い住宅ローンも終わったし渡せる物は全部渡して。子供達も実家が無くなる訳じゃないし。まぁ俺がイチからの出発ってコトでニコニコ


「ってコトは地元で農家を始めると。全く違う分野ですけど悩まなかったんですか?」


「うん?分野は一緒だぞ?(モノ作り)に変わりはない。フィールドが変わっただけで。(良いモノを作る)事に変わりはないだろ?今回は自然相手だから基本からしっかり学んで。教えてもらう人が親戚だからその辺りは気楽だけどニコニコ


「ふぇー!びっくり成る程、勉強になります。帰られるのいつなんですか?」


「大袈裟なんだよ。まぁ気の持ちようだよ。明日(先月26日)の午前中に工場の明け渡しの最終立ち会い終わって午後の飛行機で帰るよ」


「じゃあ自分休みですから空港まで送りますよ。このタイミングで先輩のところに来たのも何かのお告げみたいなものだし」


「何か嫌なお告げみたいだな(笑)そっか~じゃあ頼んでもいいかな?」


「もちろんですよニコニコ


そして約束したその日に先輩を空港まで送り空港で昼食を食べていよいよお別れの時間が。


「今日はホントにありがとな。休みなのに。じゃあコレ」と封筒を渡されたのですが…お金が

入っておりました。


「いや、いいですよ!これから先輩だって物入りでしょうし昼食ご馳走になったし充分ですよ!」とお返ししようとすると…


「いいから持っていけよ。思えばあまり先輩らしい事出来てなかったからなぁ。ガソリン代だと思って。来年には俺が作った米送るよ!体に気をつけて元気でやるんだぞ!じゃあな!」


どこまでも自分にとって格好いい背中の先輩でしたニヤリ


来年にお米を送って頂けるとの事なので楽しみに待っていようと思いますニコニコ


先輩との事を綴ったブログ、長くなりました。


ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございましたニコニコ