少し長くなりますのでお時間に余裕がある時にお読みくださいね
朝早く出るつもりが寝坊してしまい陶器市会場の駐車場が満車が、しかしラッキーな事に10分程並んで停める事ができまして
そしてまず訪れたのがこちら
ペジテ益子さん
元々は米蔵で使っていた石蔵造りの建物で赴きがあります。店内は撮影禁止ですがお店はアンティーク家具や益子焼の作家さんの作品が展示されております。益子に行かれた時は是非
この時点でもう午後なんですよね~会場を一回りして向かった先がこちら
益子参考館。人間国宝の濱田庄司氏の作品が展示してある美術館です。
陶器市開催中、自分が行った時にイベントがありまして…
これは是非見なければ!滅多に見れる機会なんてないので!
ちょっと暗くて分かりにくいですが「蹴轆轤」を使って作陶されてます。自分の足で蹴り轆轤を回して土を動かす。職人の皆さんは10分もかからないくらい?で茶碗を次々と作られておりました。
自分が益子の地とご縁を結んで頂いたきっかけとなった益子焼の陶芸家の成井恒雄さん。その成井さんのお言葉に「自分の(轆轤の)回転を見つけるんだ」自分の心に響いた言葉です。
成井さんも蹴轆轤で作品を作っていた方なので
ズシンと若い頃は若い時の。年を重ねれば重ねた時の回転でいい。自分に合った回転でいいんだ。と生き方そのものを教えて頂いた感じなのです。もう亡くなられておられますが生前に是非ともお会いしてお話したかった…
そしてこの「ろくろ仕事」見学する事1時間
15時となり職人さん方が休憩のため手を洗いに外に出られた時にお声掛けさせて頂きました。
「お疲れ様です。見学させて頂きました。ありがとうございます。」と自分。
「こちらこそ。いや~でも少し緊張しましたよ。他の人と見てる場所が違うから。ずっと足下見てたから。2回くらい失敗しそうになっちゃって」と職人さん。
そうなんですよね自分がずっと見てたのは蹴轆轤。成井さんのお言葉の事もあってずっと。
外に蹴る人、内に蹴る人、最初の回転は両足で蹴る人、ホントに人それぞれ。回転の速さも人それぞれ。職人の皆さん間違いなく「自分の回転」を持ってらっしゃいました。
奥が深いろくろ仕事を見せて頂きありがとうございました。
写真を撮らせて頂いた若い職人さんも「チラ見した時にずっと足下をスゴい目付きで見てたから緊張しましたよ」と言われました
そうかも…こんな熊🐻みたいなのが至近距離でスゴい目付きで足下見てるとなると
ろくろ仕事を見学し終えた後、陶器市会場を回り宿に帰って次の日に愛知県に戻ってきました。
いろいろ勉強になったGWでした
長文ブログ、ここまで読んでくださってありがとうございます