基本昼食は会社の食堂では食べません。コロナ禍になって社長と社内の感染対策で揉めたので😡

そして昼休みになり歩いて5分程のコンビニへ向かおうとしてたときの事。

歩いてると前からスーツを着た女性と目が合ったと思いきや「すいません、家いりませんか?」

「は?びっくり」こんな薄汚れた作業着を着て歩いてるおっちゃんがそんな金持ってるように見えたのか?💦


「いや、要らないっす」

女性「あ、もうお持ちとか?」

「いや、独り身なので賃貸です」

女性「名古屋にお住まいですか?」

「いや、他の所から通ってます」


っていう会話をしながら自分に付いてくるんですよ…(何処まで付いてくるんだろ…)

と思ってた時に彼女を見てみるとシャツのボタンを外してて顔はちょっと赤みがかって前髪が汗でしっとりしてて…

「どんだけ歩いた?」

女性「え?」

「これだけ晴れて暑い中かなり歩かんとそんなに汗かかんやろ?車で営業回りしてると思えんし」

女性「2時間くらいです…」

「ちょうど昼飯時だしこの辺は住宅街で喫茶店も無いから一緒に来やあ」

と一緒にコンビニに入って「どうせ昼食食べる余裕ないんやろ?ちゃんと食わないともたんから好きなモン入れていいよ」

女性「え?!い、いいんですか?」

「いいよ」

よく見るとちゃとかりサンドイッチにスイーツまで入っておりました(笑)会計を済まして外に出て

「すぐそこの公園に日陰になってるベンチがあるからそこで食べよう」

と誘って一緒にランチをする事になりましたニコニコ

話を聞いてると彼女は入社2年目で今年の春から1人で外回りデビューとの事。本来なら海外留学するはずがコロナで出来なくなり両親の勧めで「社会人経験」をしてるとのこと。

女性「仕事って何なんでしょう?お金を稼ぐ事の大変さは解りますけど…自分の希望に沿わないトコで働いても長続きしないだろっていうか…今のお仕事長いんですか?」

「ん?俺?他にトラック乗ったり色々したけど製造業の仕事は25年かな?」

女性「え?!そんなにですか?やっぱり物を作るのが好きなんですか?」

「いや、向いてないと思うよ?(笑)こんな熊みたいな身体して貴乃花より手が大きいんだよ?(笑)そんな人が細かい作業出来ると思う?(やってるけど)」

女性「え?じゃあ何故…」

「う~ん好きな事やりたい事を仕事にしたいって皆言うけど(好き)とか(やりたい事)って長続きしないじゃん?恋愛と一緒でさ。いずれ飽きが来るから。それよりも(自分にしか出来ない事)を見つけて仕事にした方が良いんじゃないかな?だってその人にしか出来ない事なんだから。それがやがて(やりがい)になって更に時が立てば(生き甲斐)になると思うんだけどね…まだ見つけれてないからこの年で苦労してる(笑)」

女性「ありがとうございます!☺️でも独り身なのに恋愛の事解るんですね…」

「君、チクチク刺さる事をちょくちょく言うよね?営業向いてないよ?(笑)」

女性「あはは~✴️やっぱり(笑)」

そして昼休みの時間も終わりとなり帰ることに。

女性「ご馳走様でした!またこちらに来た時に一緒にランチしましょうね!爆笑

と手を振って駅へ歩き始めた名前も知らない彼女の表情は少し明るくなってたような気がしました…

自分にとっても予期せぬ楽しいランチとなりました。若い人の考え方も意見も聞けたのでニヤリ

って書き出すと長くなってしまう💦


ここまで読まれた方、長文にお付き合い頂きありがとうございます☺️