そう、金さんは来月てかもう今月か、韓国に帰るのです。
向こう戻ったら、
結婚させられちゃうみたいだけど。
金さんはとても勉強熱心な方で、
日本に来て2年が経とうとしています。邦画は8割理解できるようになった、と。すげーな。
金さんはホントにいい人でした。
とても仕事ができる人で、
いつも支えてくれました。
そんな金さんは、
もうおむすび屋にいません。
ちょっぴりさびしい。
いや、すっごくさびしい。
彼女のアルバイト最終日に
シフトがはいっていてよかったです。
さびしいからお手紙わたしてきた。
『別れがあるからまた出会いがある』
とかよく耳にするけど、
その別れた人とは
もう二度と出会えないわけだから
この言葉は好きくないです。
別れるぐらいなら出会いたくないし、
出会ったなら別れたくないし。
でもそんなこと言ってたら、
誰も成長しないし前に進みません。
だから、だから
わたしが思うに、
きっと人の関係には「別れ」がつきもので、一週間くらいの別れもあれば、一生の別れもありえるので、
「出会い」を噛み締めて生きなければならないのだと。
だってこの先、
卒業したりして
転勤したりして
実家帰ったりして
海外行ったりして
結婚したりして
いくつの別れがあると思う?
出会えたことに感謝だよ、友よ。
いつか別れる日が来たとしても
そのときはそのときだ。
そのときがくるまで
精一杯遊ぼうじゃないかー‼
思い出に勝るものはなくってよ。
出会い噛み締め論は、けっこういい線いってるんじゃないかな。
金さんがいないバイトは、なんだかぽかんとしてしまいそうだけど、金さんに出会えたことに感謝します。
一生忘れません。
一生。
てか韓国に会いに行けばいいさ。
命ある限りいつだって会える…はず。
けどやぱさみしいよね(´;ω;`)
別れは、うん。