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夢か現か定かでない、
陽炎の様な一週間が終わった。
生涯忘れない。
本を沢山読もうと思った。
正直、読書をあまりする方でない自分が唯一と言っていい、
心に残ってる本がある。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」
です。童話である。
ここ最近の自分に起きた出来事の影響のせいか、
再び俺の脳裏に彼の詩が繰り返された。
その銀河鉄道の夜の一部を抜粋します。
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どこまでもどこまでも一緒に行かう
僕はもうあのさそりのやうにほんたうに
みんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまはない
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沢山の虫達を殺して食べて生きていたバルドラ野原のさそり。
しかしある日いたちに襲われ逆に食べられそうになる。
さそりは懸命に逃げて井戸に落ち、どうしても上がれず溺れはじめた。
その時さそりは祈った。
こんな事になるのならいたちにこの体をくれてやればよかった。
どうか神さま、私の心をごらん下さい。
こんなにむなしく命をすてずどうかこの次のには
まことのみんなの幸のために
私のからだをおつかい下さい。
そうしたら、
さそりは自分のからだが真っ赤な美しい火になって燃えて、
夜の闇を照らしていた。
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例え身を焼く事になっても
自分の過去を省みて、
いつまでも其れを照らし続けるさそりの様に
俺はなりたい。
もっと本を読もう。
