こんにちは、輝きのライフコーチあきちゃんです。

 

昨日、コーチングで学んだ境界線について解説しました。

 

今回は、境界線が自分の人間関係でどのような形で表れているか具体的に見ていきたいと思います。

 

子供との境界線!

僕と子供の関係を振り返ると、こどもが勉強をしないと勉強しなさいといい、YouTubeを見続けていたらやめなさいと言ってしまいます。

 

兄弟げんかも止めに入っています。

 

境界線と言う概念を学び、振り返ってみると、これは境界線を越えていました。

 

勉強しない自由、YouTubeを見る自由を、侵害していたのです。

けんかでさえ、そこで得られる経験を阻害していたと捉えられます。

 

よかれと思って、介入していましたが、これは境界線を越えています。

自分に置き換えて考えると、僕が何かをしようとしたとき、横から口出されたらいい気がしません。

それでも子供にしてしまうのです。

 

子供や家族は自分にあまりに近く、自身の内側の様に錯覚してしまいます。

家族のことを「身内」と呼ぶように、境界線の内側だと勘違いしますよね。

だから、家族との境界線はもうめちゃくちゃです。

 

このような子供への介入は、親と自分の関係から、物語は始まっています。

 

僕が生まれて、両親に育てられる中で、あれせえこれせえ、これはダメ、あれはダメといろいろ言われてきました。

 

多くの家庭でこの光景は見られることでしょう。

 

親からの命令は、この社会で生きる上で役に立つ部分はありますが、この一見当たり前のことが呪いともなっていました。

 

奥さんと境界線!

次に僕と奥さんの関係を境界線で分析してみます。

 

僕は何かを始めようとするとき、例えばコーチングを習う時、奥さんに言えなかったですね。

僕の勝手な想像なわけですが、否定されると予想し、否定されるの嫌なので言わないでいました。

 

僕が何かをやろうとして、奥さんが許可を出さないというのは、僕の立場からは境界線を越えられるパターンになります。

 

僕には僕の自由と権利があり、それは尊重されるものです。

 

境界線を越えてしまっている、境界線を越えられている、先ずはこのことに気づくことが大事ですね。

 

 

越えられることも、親からあれこれ心配され、口出しされた経験とリンクしています。

 

みなさん自身も人間関係で境界線が適切に引けていない問題に心当たりありませんか。

親から自分の自由を尊重されましたか、それもと干渉されましたか。

 

このことは、自分だけでなく、おそらくどこの家庭も境界線を越えて越えられめちゃくちゃなんだと思います。

 

先ずはこの目に見えない境界線に気づくことから始めていきましょ!

 

 

コーチングと境界線!

ついでに、コーチングセッションをしていく中で、コーチとクライアントの関係を境界線で分解してみたいと思います。

 

コーチは聞き役に徹するので、基本的に境界線を保っています。

 

コーチングでは基本的にアドバイスはしないのですが、アドバイスについても、境界線は超えていないと考えます。

 

○○した方がいいよ、とか○○しないとダメだよ、と言うのは、ちょいアウトです。

 

アドバイスチックになるときは結構丁寧に、「コーチの意見を言ってみてもいいですか」と尋ねて、許可を得てからアドバイスしています。

 

他には、例えば、スーパー占い師がいたとして、相手を見ただけで、悩みや真の姿が見えたとします。それで、聞かれてもいないのに伝えたら、境界線を越えているということです。

 

コーチングの場合も、相手の成長と気づきのレベルに応じて、ヒントを出すのが良いと考えます。

 

そうですね、自分が力づくで何とかしようとせずに、心穏やかに内なる声に従うのが良いのでしょうね。