こんにちは、輝きのライフコーチあきちゃんです。
今回は、コーチング講座で習った「境界線」について解説します。
人間関係の多くの問題は、お互いの境界線を越えていることから発生しているかもしれません。
「境界線」を理解すると、あなたの日常がもっと楽になると思いますよ。
コーチング講座で「境界線」を学ぶ!
私が学んでいるコーチングではテクニックの3本柱があります。
「形而上学」「投影」「境界線」の3つです。
今回は、そのうちの「境界線」にフォーカスして解説したいと思います。
講座の中では、投影を使って受講者同士でワークをしました。
僕がコーチングしてた相手の話題は、断るときに罪悪感があるというものでした。
投影の手順通りに進めましたが、何か深堀できません。
そこで講師に質問すると、その受講生に対し、講師がコーチングするデモンストレーションが始まりました。
相手の問題を掘り下げていくと、この場面では「境界線」がハマることがわかりました。
つまりその受講生は、「断る」という自分の意思に対して、「相手が傷つく」という相手の判断に踏み込んで、責任を取ろうとしていたのです。
勝手に想像して罪悪感を感じているということでした。
2種類の「境界線」
この境界線の概念について、良くある2つのパターンを説明します。
1つ目は、先の例の様に、私が相手の境界線を越えてしまうパターンです。
みなさんも、相手のことを勝手に想像して、先回りして対応していることってありませんか。
美味しいものを持っている時、食べて食べてと押し付け、美味しいでしょ、と押し付ける感じす。
相手がチャレンジするのを躊躇している時、やりなよやりなよ、やった方がいいよと押し付ける感じです。
ここでの境界線の引き方のコツは、相手にお勧めするまでです。
美味しいものがあるので食べますか、までで、その先の食べる食べない、美味しいかまずいと感じるかは、相手に委ねたら良いのです。
チャレンジすることはいいことだと思う、というところまで伝え、やるやらないは相手に委ねるのです。
この話をすると、普段いかに、相手の境界線を越えて踏み込んでいるかと思いません?
そうそう、特に子供に対しては、あれをするなこれをするなと(相手のことを思って)指示しちゃいますね。
これが、全然ダメでした。
境界線超えまくりです。
自分を客観視していきたいものです。
2つ目は、境界線を越えられるパターンです。
相手からお節介された時に断れないとか、何か命令されることも、越えられたパターンですね。
この場合は、アドバイスもらったり、指示をされるまではOKです。
それに従う必要はないのです。
その先の、その指示を採用するかしないか、やるかやらないかは自分自身が決めればいいのです。
これに対し相手の期待に応えなければ悪いなーとか、指示に従わなければならない、とかは実は思い込みだったのです。
境界線の別の表現!
この話を聞いたときに、別の学びとつながりました。
・相手の自由に干渉しない。
・自分の自由に干渉させない。
・尊敬と尊重で接する。
このことは、境界線のことを言っているのでした。
・あなたはそう思うんですね、私はこう思います。
・そういう考え方もありますね。
過去に学んだこのような思考とは、本来あるべき距離を保つことを意味していました。
この境界線が自分にどう当てはまるのか、考えてみたいと思います。