たまには真面目に不動産の話

 

便利になったこと・・・・

 

 

 

 

簡単に言えば、評価・公課証明は、今まで本人もしくは委任状をもった代理人しか取得できなかったけど、これからは媒介契約者が取得できるという話。

 

これ(評価・公課証明の取得)、不動産会社では、実は仲介、3為、買取再販のスキームでは、一番初めにやる面倒な作業なのです。

 

私の先日新宿の都税事務所に取得しに行きました。売主さんの委任状を持って・・・・

 

すると壁にこんな掲示が

つまり、不動産会社で「媒介契約書持ってくれば評価・公課証明の取得はできるよ!」という掲示です。

 

恥ずかしながら、私はこの時初めて知りました。なんせ、書類回収等が数年ぶり?10年以上ぶりのお仕事だったので・・・(偉くなったもんですね)

 

 

しかし、これはありがたい反面ちょい問題もありますね。なぜなら、媒介契約書って偽造が簡単ですからね。

 

気になる物件の登記簿謄本あげて媒介契約書作成して売主の欄は印字した氏名・住所に三文判で押印すればいいのですから・・・宅建士印もいらないし。

 

とはいえ・・・・

「評価証明取ってどうするんだ!」という話ですが、これからの高齢化会社において相続が多発する時代・・・・そうなると、評価証明がここまでたやすく取れるとなると、営業手法に簡単に取り入れられるというわけです。

 

「登記、評価証明、これがそろえば・・・・」ということです。

 

 

まぁ、悪い奴はどんな手使っても取得できますけどね。だって、そもそも委任状改ざんすればよいのですからね。ちなみに委任状を勝手に作成するなんて、日常茶飯事の不動産会社はゴロゴロしています。

 

 

 

いずれにせよ、便利にはなりましたが早くオンライン取得を可能にしてほしい。オンライン申請は可能ですが、結果郵送で送られてくるというもはや昭和感満載のやり取り。(違ってたらすみません)

 

 

宅建業社、税理士、行政書士は、それぞれ「売買の目的」、「税額確認・算出」、「行政申請」という根拠をもとにオンライン取得を可能にしてほしいですね。

 

 

 

と、まじめなブログもたまには上げてみる。

 

 

おわり

 

 

 

余談

ワンルーム屋さんたちに是非聞いてみて!

「評価証明と公課証明の違いってなんですか?」と、99%彼らは答えられないから。もしかしたら、評価証明とか公課証明の意味すら知らないよ!

 

こんな連中がほとんど。そんな人から不動産投資のイロハを語られて買う人達って、やっぱり自業自得かな。

 

ちなみに、1R屋の経営者も答えられないかもね。そんなレベルよ、本当に。あとデべじゃない戸建て訪問営業の連中もね。

 

そんなレベルでも年収1,000万は取れるという世の中の不思議・・・・笑