こんにちは。

三重県津市にありますmurphy  cooking  studioで、パンとお菓子、小さな料理教室をしています


smile baking 片岡です。


先日お友達と話をしながら

思い出したことがあります。


今日はそんなお話を少し。


………


私が小学生の頃に出会った庵主さんのお話です。


通学路にあった尼寺。


私は友達とよく学校帰りに寄らせてもらっていました。なぜなら、、おやつが貰えるんですラブ


でもね、おやつを貰うには条件があります。


それは…


掃除などでお寺のお手伝いをすること。

(新聞紙で窓ガラスを拭くことも、ここで教わりました。)


いただく前にちゃんと、ありがとうの詩を読み上げること。


………


楽しみのおやつは

普段、家では食べることがない


食パンの耳を揚げて、お砂糖をまぶしたもの。


オレンジなどの柑橘類をドライにしたもの。


など。


私は庵主さんが作ってくださる

こういったおやつが大好きでした。


もちろん庵主さんのことも大好きハート


いつも優しい口調で、私たちを快く迎えてくださる庵主さんが大好きだったなぁ。


………


話は戻って、今日のお話は、


ありがとう、おかげさまの詩について。


うろ覚えだけど、


「お父さんありがとう、

 お母さんありがとう、

 先生ありがとう、

 お百姓さんありがとう、

 みなさんのおかげです。

 いただきます。」


みたいな詩でした。


それを友達と読み上げ、

それから用意してくださったおやつをいただきました。


この一連の流れが

子どもながら、清々しく

とても気持ちのいいものだったことを

記憶しています。


………

この頃の庵主さんとの出会いは

間違いなく今の私の大きな核となっています。


その尼寺を調べたところ、

臨済宗妙心寺派ということが分かりました。


妙心寺の「おかげさまの歌」


おとうさんおかあさんのおかげです ♪

やさしい先生のおかげです

友だち皆のおかげさま

社会で働く皆さまのおかげさまです ありがとう♪

お米や野菜のおかげやら♪

着物や お靴のおかげです

友だち皆のおかげさま

社会で働く皆さまのおかげさまです ありがとう♪


を見つけました。


うろ覚えなので、はっきりこれだとは

断定できないけど、


多分この詩だったんだと思います。


(もっと長文だったような気もするけど…)


もし、これじゃないかと

お心当たりのある方がいらっしゃれば

是非是非教えてくださいびっくりマーク


………


そして、大人になった私の使命は…


というと、少し大袈裟かもしれないけど、


これからは私が、子どもたちに

〝ありがとう、おかげさま〟を

伝えていけたらなぁ、なんて思う今日この頃です。


最後までお付き合いくださり

ありがとうございましたお願い