大宮B L妄想物語。
*閲覧注意*
O.side
かずに同棲を提案してみたが、
遠回しに断られた。
俺は毎日かずと過ごしたいと思っているが
かずはそうでもないみたいだ。
ショックだった。
そのことを潤に話したら、
和に同棲出来ない理由を聞いてきてくれた。
どうやら同棲を提案した
タイミングが悪かったようで、
潤にちゃんとしなと言われた。
ならば、以前仕事での会食時に利用した
庭園が魅力的なお店でちゃんと言おうと決めた。
思ったとおりかずは庭園を気に入ってくれた。
かずの笑顔をみるとホッとする。
あまりこういう格式高い場は好きじゃないが、
今日の相手は愛しの恋人、心弾むところだが
また断られたりしたら、、と考え緊張していた。
和も何かあると思っているようだったから
料理が来る前に本題に入ることにした。
食前酒で乾杯し、それを一口飲んだ。
「・・・今日は話しがあって…」
「うん」
「ふたりのこれからのことで…」
「うん」
「・・・・」
「・・・・」
ヤバい、、緊張でのどがカラカラだ。
またお酒を一口飲んで潤した。
「かず、
・・・・・・・俺と、一緒に住まないか?」
「・・・」
「・・・・今すぐとは言わないから、
俺ん家で一緒に暮らさないか?」
「・・・今すぐじゃなくていいの?」
「あ、いや、やっぱり…すぐが…いいかな。」
「すごく嬉しいけど・・・」
「うん」
嬉しいけど、、何だ!!?
「一緒に暮らすってことは
毎日顔を合わせるよね。」
「そうだよ。いいと思わない?」
「すごくいいと思うけど……僕と毎日一緒にいたら、
智さん疲れるかもよ?」
「それは、ないよ。絶対にない。」
「僕、意外とわがままだよ?」
「それは、大丈夫。可愛いかずのわがままなら
なんでも受けいれられるから」
「・・・ケンカとかもするかもよ?」
「・・・ケンカはないよ。
俺が怒ることはないし、
そもそもかずは争い事嫌いだろ?」
「ぅん・・・・」
「そこは安心していいと思うよ」
あと、
一押しかな。
ってところで
扉がノックされ料理が運ばれてきた。
仲居さんが出て行き、
かずのグラスにビールを注ぎながら
また話し初めた。
「俺、かずと一緒にいると幸せなんだ。」
「それは・・・僕も///」
「なら、、2人で幸せになろうよ」
「2人で、、」
「そう、一緒に幸せになろう」
「・・・なれるかな?」
「なれるよ」
「・・・智さんに
言われるとなれるような気がするね」
「だろぉ」
「うん///」
「ゆっくり考えてみて」
「うん///」
かずの笑顔が出て、
ほっとしてビールを一気飲みした。
それからは楽しく食事を堪能した。
かずはここのライトアップされた
庭園がすごく気に入ったようだ。
「なら、家の庭もライトアップしようか。
時々バルコニーに出て緑を眺めながら
飲むのもいいな。」
「すごい素敵///」
「今度、庭師に頼むよ」
「え、それ、、僕がやってもいい?」
「かずが?」
「ぅん///」
「いいけど、大変じゃないか?」
「こんな立派なのは無理だけど、
智さんと僕、ふたりで住むお家だし///
せっかくだから自分で考えてやってみたい///
ダメかな?」
「ダメなことない。そうだな。
ふたりの家だし、、、俺も手伝うよ。
ふたりで作っていこうか」
「うん///」
お酒も入ってご機嫌なのか、
鼻に握りしめた手を当てクスクス笑っている。
「何?そんなに嬉しいのか?」
「くくっ、うん。嬉しい♪」
「それは、良かった」
「ふふっ、、ねぇ、智さん、気付いてる?」
「ん、何が?」
「気付いてないのかぁ
どうしようかなぁ、勿体ないから教えないどこぉ」
「何だよぉ」
「ヒント!さっきの会話を思い出してみて?」
「さっきって、、庭のことだろ?」
「そう♡僕、なんて言ったでしょう♪」
と、突然クイズを出されたが、
俺は相当酔っていて正解に辿りつけなかった。
店を出て、少し歩きたいと言うかず。
すると、珍しくかずの方から腕を組み
俺にもたれかかりながら歩いた。
「智さん」
「ん?」
「好き」
「俺も好きだよ」
「ふふ」
「ふふ」
「一緒に住むこと、、いいよ♪」
「お、いいのか!?酔った勢いで言ってないか?」
「いってないよ♪さっきも言ったもん」
「さっき?」
「そう♡さっき♡」
どうやら、遠回しに一緒に住むことを
了承していたようだ。
「智さん♡幸せにしてね」
「おう、一生かけて幸せにしてやる。」
「ふふ、"一生かけて"って、
なんかぁプロポーズみたい♪ふふ」
あ、またやっちまった。
この流れで言っちゃいけないやつだ。
いつか、またちゃんとして言おう。。
おしまい。