私が子供の頃(昭和30年代)、鶏を飼っている家はけっこうありました。我が家にも小さな鶏小屋があったのを覚えています。羽釜で炊いた熱々のごはんに生みたての“卵かけごはん”は、今でも忘れられない美味しさだったし、祖母が焼いてくれる、ちょっと甘めでお醤油が入った少し焦げ目のついた卵焼きは、私の大好きなおかずでした。
そんな卵好きの私がオムライスと出合ったのは、高校生の時。田舎町に一軒だけの喫茶店で、初めてオムライスの味を知りました。
卵とケチャップの素晴らしい相性
!!!
「ベストカップル賞」をあげたいくらいです。
オムライスの本もたくさん出ていますが、卵がどれくらいフワフワか?というところが、一番のポイントのように思います。でもね、私は
卵に包まれたごはんは、みんなオムライス
で良いと思うのです。そんな訳で、今日からどんなごはんを卵に包めば、どんなに美味くて新しい味に出会えるか、百種類のオムライス を作ることに挑戦してみようと思うのです。ま、せいぜい“百珍”にならないよう頑張ります
。
・・・という訳で、記念すべき オムライスNO.1 は、秋の月に見立てて、栗ごはんを卵でまあるく包み、銀杏、しめじ、人参のもみじを飾り、べっこうあんをかけた、
栗ごはんの和風オムライス
です。柚子こしょうを添えましたが、お好みでおろし生姜でも良いと思います。
作り方 
① 栗はゆでて渋皮をむき、1センチ角くらいに切る。
② 銀杏は殻に傷をつけて茶封筒に入れ、電子レンジで加熱し(10個で1分くらい)、薄皮をむく。
③ しめじは石づきをとる。
④ 人参は厚さ5ミリくらいに切り、型で抜くかもみじの形に切る。
⑤ おにぎり1個分くらいの温かいごはんにきざんだ栗を入れ、ゴマ塩を少々ふって全体を混ぜ、ふんわりと丸く握る。
⑥ 卵1個に砂糖をひとつまみ入れ、白身を切るように空気を入れながら撹拌する。
⑦ フライパンに軽く油をしき卵を流し込み、卵液をくるくると回しながら薄焼き卵を作る。
⑧ 表面が乾かないうちに火から下ろし、平らな皿に卵を移し、栗ごはんを真ん中にのせ 端を包み込み、お月様に見立てて皿の中央に置く。(べっこうあんがかかるので、皿は 多少深さがある方が良い)
⑨ 塩を少々入れたお湯で、人参を固めにゆでておく。
⑩ 鍋にうどんのかけつゆより多少濃い目のつゆを入れ、銀杏、しめじを入れて火にかけ、片栗粉かくず粉でべっこうあんを作る。(あんは卵にのせた時、すぐ下に落ちない程度の固さ)
⑪ 最後に人参を入れ、卵で包んだ栗ごはんの上にあんをかけてできあがり!
秋の味覚のオムライス、是非作ってみてください
オムライス*パラダイス の レシピ写真
のスライドショーは こちら