63才、わんこと二人暮らし



1月30日


明日予定されていたはずの主治医とのお話し。

一日繰り上がったようで

明日なら友人に一緒に来てもらえるはずだったのに

一人で聞くことになりました。


けっこうドキドキしながら待つ。 周りはみんなご家族と待つ方ばかりで


私、どう見られるのかな

かわいそうな感じ?

でも基本ひとりなんだからがんばろう!


とか考えるうちに


呼ばれました。


初めて会う主治医の先生。 

前回の先生のドライな感じじゃなくて、普通に接してほしい、そんな気持ちでした。


妙に優しいわけではないけど普通にお話しできる初老?の方でした。


早速検査の結果を聞かされました。


大雑把にいうと

「うーん、もう4.5㌢になってる。脇のリンパにたぶん4つ転移があります。5㌢以内はステージ2だけどリンパの転移が4つだと3bになります。」

「他の部位への転移は無い」

「トリプルネガティブ。グレードⅢ」

「暴走しやすい活動的な?がん細胞で」

「無治療なら5年……いや、2〜3年でしょう。

ただそれはすごく痛いし苦しいです。」



 まあ、こんなことを告げられたのでした。


この1ヶ月の待ち時間で、すごく大きくなってしまったな。

最近痛みも出てるし、なるほどそういうことか。

このままいけば俗にいう「花が咲く」ってのになって、臭い液体も出る。(実際縁者にそういう人がいました)

それはイヤだな。私は本当に臭いにおいが苦手で、人の体臭に人一倍敏感なので無理だと思うし。 


不思議に落ち着いた気持ちでお話しを聞く私。



次いで抗癌剤治療について。

 

従来の薬剤EC療法か

新しい薬のキイトルーダを含むやり方か。

両方の説明をされました。

そもそも治療するかしないかから選ばなきゃならないです。

「抗癌剤は死ぬ時苦しくないためにするんですよ」

と。

確かに人は必ずいつか死ぬ。 

今この病気で、じゃなくても。


なんかめちゃくちゃ言われてる気もしなくもないが、でも、じゃあ他の病院に行きます!!みたいな気持ちにも不安な気持ちにもならなかったのです。

こういう気持ちに関しては、また書きたいと思います。 



メモったり聞いたりめちゃめちゃ忙しい私。

その合間に考える。

自分の気持ち。

何年も前から考えて望んでいた生き方死に方。

今ここでお返事できるのかな。




続く