出会いは一瞬だった

でもそこからは会えることもなく
たまにのLINEが続いた

たまにくるLINE…
ドキドキしたな…
会話を終わられるのがこわくて、
自分のLINEを最後にしてた
ほんとうは返信したい想いを胸にね
でも返信すると待っちゃうから…

そして、1ヶ月後再会した
その人はやっぱり輝いてみえた

ともに作り上げる1ヶ月半の間のプロジェクト
このひとと共にプロジェクトに関われることが嬉しくて
高揚感でいっぱいだった
人生でいちばん暑くて、熱い、夏のはじまりだった
こんな歳になってから、おかしな話だけど、
あの夏はわたしの青春だった

経験したことのない
高揚感
充実感
疲労感
達成感



はやく完成させたい想いと
終わってしまう切なさを胸に駆け抜けた

いま思い出しても、ぜんぶ思い出せる

あの息を吸うのにも熱い空気
じめっとカラダにまとわりつくような湿気
背中にツーッと汗が垂れる感覚
その人に褒められるよろこび
その人に褒められたくてがんばった日々
疲れで1歩踏み出すのも重い体の感覚
ありがとう、そう言われる言葉がたまらなく嬉しくて
今日もおつかれさま、おやすみ
というLINEと共に
バタッと倒れるように眠る日々

なにもかも鮮明に思い出される