語彙力が欲しい(切実)

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やっと観に行けましたよ。


『湯を沸かすほどの熱い愛』

余命わずかと宣告された母が、家族のために奔走し熱い愛を持って向き合い、ぶつかり合いながらも強い絆で繋がっていく家族の姿を描く。。。

みたいな感じです。予告編観た限り。


映画の予告編をYouTubeで無限に観るのが好きなのですが、この作品の予告編は特に観ました。もう無限に。輪廻するレベルで無限に。



正直ね。予告編だけで泣けます。もう胸が熱くなってくるし、きのこ帝国の主題歌も心の琴線に触れてきます。


「これ、、、わし映画本編観ても泣けないやろ。。。予告編だけでもう満足してしまってるんやけど。。。もうお腹いっぱいよ。。。」



観る前から謎の余裕感。
だいぶ予告編観たからまあまあまあ…
そこまで高ぶらんやろ?


と思いつつ劇場へ…



どうでもいいけど観客の8割がジジイ&ババア
隣も後ろもジジイエンドババア
1面のziziiUNDbabaa







なんだこの異空間


政令指定都市とは思えない高齢化


全員こんな帽子
一面この景色
地元のスーパー思い出したわ

身体の枯れた人に囲まれる心の枯れたわたし
上映を楽しみました。






結論から言って。。。





めちゃくちゃ泣いてた。。。
おもしろい。。。




宮沢りえの魅せる情熱的な愛情がたまりません。1番輝きを放っていたのは杉咲花でしょう。


素晴らしい感情表現…
圧倒されました。家族と過ごす時の無邪気な笑顔からの泣きの演技のギャップが作品のポイントだと思います。


そしてこの


オダジョーーーーーー!!!!

はい。大好きなオダギリジョーもいますよ。
このお父さん。めちゃくちゃクズなんですよ。でもどこか憎めない。だらしないんだけど、家族に見せる笑顔からは愛が滲んで見えてしょうがないんですよねぇ。

序盤はクズなお父ちゃんが終盤にかけてジワジワと胸を熱くしてくれます。

ドラマ『重版出来!』では仕事の出来る心優しい上司の役を演じていたのに…その次はクズだけどどこか憎めない男の役って…ほんとオダジョーは欠かせません。



個人的な意見ですが、探偵滝本が連れてる子役の女の子がめちゃくちゃ愛くるしいです。めーちゃかわいい。娘が欲しい。



作品観終わったあとで流れる、きのこ帝国の「愛のゆくえ」がまーた良い。歌詞の意味が観終わった後だと繋がってくるぅ。ちなみにMVに臼田あさ美が出ています。映画とは関係ないけど。スカパーの音楽専門チャンネルに臼田あさ美がMCで出ていてすごく好きです。映画関係ないけど!






無音、静かな時間が流れる作品でした。日常のなかの生活音、自然の音が心地よく、朝の家族で過ごすトースターの音や食器の音が懐かしく感じました。


家族の愛が見えてくるのってこういう日常の何気ない一部からなんだろうなぁ。って思わせる監督の切り取りかたが素敵やん…





湯を沸かすほどの熱い愛がゆえに劇場は凄まじいことになりました。隣のBBAは鼻をかみ始めましたよ。上映中に。前の席のジジイは嗚咽してました。シンプルに寿命かと思いました。心の枯れている私もハンカチーフ使用しました。


きっとみなさん死が近いから考えるものが多かったんだろうなぁ
めちゃくちゃ失礼やけども。
歳を重ねるとより良いのかねぇ。



余命わずかな母と残された家族が紡ぎだす愛っていう普遍的なテーマを新しい切り口で見せてくれた監督、ありがとうございます。。。
生きる力と強い愛で満たされた…
予想を超える展開とラストの家族が見せる愛が見どころの良作です。。。



言いたいことは

予告編で感動しても
結局本編ではもっと感動するよ

当たり前だけど!!!!



わしも予想を上回る人間目指していこ(なにそれ)


P.S.老人は敬おう👌👌