(レラ&ドンヘ)
「おい、あれ。」
「なに?レラ。」
「あれだよ。」
「ん?あの三人?」
「あぁ~。どうした?けんかか?」
「あぁ~あれ。あっはっは。」
「めずらしいな、あいつら。」
「あれ、リョウクが怒ってるんだよ。」
「リョウクが?そりゃー大変だ。」
「あぁ。ある意味そこら辺のギャルより厄介だよね。」
「イェソンなんていっつも怒られてるしな。」
「イェソンは…それがほら…あれだからね。」
「あぁ~そうだな。あれは病気だ。」
「レラ、それひどっ!」
(リョウク&キュヒョン&ウニョク)
「ねぇ。キュヒョン。」
「なんだよ。」
「今日、どういう日か知ってるよね。」
「え?なにがさ。」
「知ってるよね?」
「いや、えっと…ヒョクの誕生日。」
「そうだよね。ヒョクチェの誕生日だよね。」
「う、うん…」
「そうだよね。知ってるよね。」
「え?う、うん。」
「でさ、僕が何してたか知ってたよね。?」
「あっ、えっと…」
「じゃぁ、なんで?」
「な、なにがだよ。」
「ひどくない?あれ。」
「なんだよ。だから何がだよ。!
わかんないよ。はっきり言えよリョウガ!」
「キュヒョン!何それ。なに開き直ってるのさ!!
え?逆ギレ?!」
「え?、ち、違うよ。」
「ちょちょちょ、お前たち何やってんだよ。
どうしたんだよ!」
「ヒョク!」
「ヒョクチェ!」
「どうしたんだよ。俺の誕生日だぞ~
なんでそんな日にバトってんだよ。
リョウク落ち着けって!」
「そうだよリョウガ、落ち着けよ。」
「あぁ~ひどっ!!ヒョク、キュヒョンかばうのズルッ!」
「いや、かばうとかじゃなくて…」
「なにさ。じゃぁ、僕をバカにしてるの?ねぇ、ヒョク。」
「誰もそんな事言ってないじゃないか!
いつバカにしたんだよ!ただちょっと落ち着けって言っただけ…」
「ほら、そうやって僕を困ったチャン扱いしてるじゃん!!」
「こ、困ったチャン扱いって…してないよ!」
「してるでしょ?キュヒョンとふたりしてなんなのさ!!」
「おい、キュヒョン。お前なんか言えよ。
何で俺、とばっちり受けてんだよ。」
「いや、俺、無理…」
「とばっちりってなにさ!その言いぐさひどくない?」
「いや、だから、いったいなんでこうなってんだか知りたいだけで…」
「だいたいヒョクチェもヒョクチェでひどいよね。」
「何が?!」
「僕がヒョクチェの為にお誕生日のケーキ手作りしてるの知ってたよね?」
「え?あぁ~、う、うん。知ってる。」
「じゃぁ、なんでティラミスケーキ持ってきてんの?
信じらんな~い!!」

「え?それ?」
「そこ?」
「もー、ほんっとさいてー!!」
「最低って…それ、あんま…」
「ほんっと空気読めない男って最低!!
やってらんな~い!!」
「なんだよ。しょうがないじゃないか。
渡してって頼まれたんだから…」
「え?誰に?」
「いや、それは…」
「だ、れ、に???」
「え?いや…ジンラクさん…」
「うっそー!!マジー???受け取っちゃたの???」
「う、うん。何も他意はないから…って…」
「で、ヒョクチェ受け取ったの?」
「うん。受け取った。」
「ほんっとあんた達って…
デリカシーのない男って最悪~」
「おい、リョウガそれ、ひどくない?」
「黙っててよヒョクは。キュヒョン言ってんの。」
「だいたいキュヒョンは…」
「まぁまぁ。俺、ちゃんと両方食べるから!」
「そう言う事言ってんじゃないってば!!
もぉ~!!!」
(レラ&ドンヘ)
「おい、どうするよ。」
「どうするって?」
「あれ、止めなくて大丈夫か?」
「レラ。あぁいうときのリョウク。誰が止められる?」
「あぁっと…それは…」
「ムリだよね。今は。」
「だな…。」
「リョウク…そこら辺の女よりおっかねぇからな。」
「そうだよ。うっかり口挟むともうご飯作ってもらえないよ。」
「それは困る。あいつの飯、まじハンパなくうまいからな。」
「そうだよ。ほっとけって。すぐ仲直りするって。」
「だな。」
「でもさ、あれ、ウニョクが一番気の毒だよな。」
「え?」
「だって、自分の誕生日にとばっちりでリョウクに怒られてる。」
「あぁ~、ほんとにあいつは…とてつもなくいい奴だな。」
「うん。いい奴だよね。」
「おっ、イェソン、来たな~。おい、お前あれなんとかしろ。」
「あれ?」
「リョウクが…ウニョクとキュヒョンがやられてる。」
「怖いだろ。」
「あぁ。おっかね。でもそこが魅力だってか?」
「ふふふ。」
「お前、変態だ。」
「お前には負けるよ。」
「ひで!俺は違うだろーよ…」
「どうだか…」
(リョウク&イェソン)
「おい!リョウガ!!どうした?」
「あっ!ジョンウンさ~ん!!も~聞いて~
キュヒョンったらねぇ~ひどいんだよぉ~」
「どうした、どうした、キュヒョンに何かされたのか?」
「先生、おれは、別に…」
「わかってるって。ほら、ヒチョル達が待ってるから…」
「あ、ありがとうございます!」
「すみません!」
「ねぇ~、聞いてる?ジョンウンさん!!」
「あぁ、聞いてるよリョウガ。」
「あのね~」
(キュヒョン&ウニョク)
「はぁ…もう俺、あいつ怒らすの絶対やめよ…」
「うん。おっかねぇ~な…ほんと…」
「女子だよ女子。」
「いや、そこら辺の女子より怖い。」
「だね…」
「だな…」
「でも。リョウクのケーキ楽しみだね。」
「うん。すっげ―うまいからな。」
「早くそう言っちゃえばよかったね。」
「いうタイミングあったか?」
「ない。」
「だろ?」
(ヒチョル&ドンヘ)
「ほらお前たち行くぞ!」
「そうそう行こう!」
「ウニョクのバースデーパーティ―にレッツゴー!!」
「ごぉ~!!」
「リョウク!早くうまい飯、食わせろや!!」
「は~い!!」
「さぁ、行こ行こ!!」
「ひゃっほ~」
バカ野郎たちは今日もにぎやかです。
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一日遅れのおめでとうです。
えっと…
シウォンさんはお休みです。