(side:K)
”えっと・・・こういう時はまず状況確認から・・・”
”俺、看護師だから、できるはず・・・”
目覚めたキュヒョンは、今自分が置かれている状況を把握すべく
天井の一点を見つめながら、自分に落ち着くよう言い聞かした。
昨日なのか、今日なのか、明日なのか、
いつなのかもうわからないけど確か・・・
そうだ、ジョンファさんにお礼をしようとして反対に誘われて・・・
↓
先生に内緒で出かけて・・・
↓
カフェで待ち合わせて・・・
↓
ミーミのホテルに案内されて・・・
↓
ラウンジのバーにいって・・・
↓
ラウンジのバーにいって・・・
↓
いって・・・
で、なんでここに?
首をかしげながらキュヒョンは自分にかけられた寝具を
そーっと広げ自分の姿を確認した。
え?え?え?
うわっ!
もしかして、そうじゃないかと薄々わかっていたが
やっぱり何にも着てないっ!
ひとりなのに湧き上がる恥ずかしさで
思わずヨジャのように寝具を胸の前でギュッと掻き合わせた。
俺、自分で脱いだ?
えー?
服はどこ?
周りを見渡しても何もなく、焦ったキュヒョンがガバッと身を起こた。
あっっつぅ・・・
急に起き上がったからか、ズキーンと頭の中心に痛みが走った。
目を閉じたまましばらくじっとしたままだんだん戻ってきた記憶。
今度こそはっきりと蘇った。
わぁっ!!
そうだっ!先生はっ?!
ベットから飛び出したキュヒョンは
ドアへ駆け寄りドアを開き、そーと頭だけ出し様子を伺った。
客室のソファーに腰かけているシウォンの後ろ姿が見えた。
一瞬ためらったが思い気って声を掛けた。
「先生?」
「あのー、先生?」
ピクリとも動かない。
はぁ・・・絶対聞こえてるのに・・・
「ヒョン・・・ねぇ、ヒョンったら」
うぅぅぅ・・・
「ねぇ、シウォニヒョン・・・」
そう呼ぶとシウォんの頭がすっと動きキュヒョンの方へ顔を向けた。
目が合った。じっとキュヒョンを見つめたまま何も言わない。
「もー、そんな意地悪しないでよ!!」
気まずさをごまかそうと、思わず声のトーンが上がる。
キュヒョンがそうお願いしてもシウォンは無言のままだった。
はぁ・・・仕方ない・・・
「あの・・・ねぇ、ヒョン・・・シウォニヒョン・・・シウォナっ!」
『ん?どうしたキュヒョン。こっちへ来れば?』
シウォナ”と呼ぶとやっと返事をしてくれた。
「いや、あの・・・オレ服が」
『別にそのままでいいじゃないか。』
「それ、ムリ!」
『ほら、早くおいで』
シウォンが手招きするが、行けるわけがない。
「ヒョン!!」
たまらず叫ぶと、シウォンが立ち上がり近寄って来た。
バスローブを差し出してくれたので手を伸ばすと、
グイッ!とその手を引っ張られ抱き寄せられた。
客室のソファーに腰かけているシウォンの後ろ姿が見えた。
一瞬ためらったが思い気って声を掛けた。
「先生?」
「あのー、先生?」
ピクリとも動かない。
はぁ・・・絶対聞こえてるのに・・・
「ヒョン・・・ねぇ、ヒョンったら」
うぅぅぅ・・・
「ねぇ、シウォニヒョン・・・」
そう呼ぶとシウォんの頭がすっと動きキュヒョンの方へ顔を向けた。
目が合った。じっとキュヒョンを見つめたまま何も言わない。
「もー、そんな意地悪しないでよ!!」
気まずさをごまかそうと、思わず声のトーンが上がる。
キュヒョンがそうお願いしてもシウォンは無言のままだった。
はぁ・・・仕方ない・・・
「あの・・・ねぇ、ヒョン・・・シウォニヒョン・・・シウォナっ!」
『ん?どうしたキュヒョン。こっちへ来れば?』
シウォナ”と呼ぶとやっと返事をしてくれた。
「いや、あの・・・オレ服が」
『別にそのままでいいじゃないか。』
「それ、ムリ!」
『ほら、早くおいで』
シウォンが手招きするが、行けるわけがない。
「ヒョン!!」
たまらず叫ぶと、シウォンが立ち上がり近寄って来た。
バスローブを差し出してくれたので手を伸ばすと、
グイッ!とその手を引っ張られ抱き寄せられた。
「うわっ・・・」
シウォンの胸に飛び込む形で一瞬体を離そうとしたが
ガッチリと抱きかかえられた動けなかった。
そして、そっとバスローブを掛けてくれ、
シウォンの胸に飛び込む形で一瞬体を離そうとしたが
ガッチリと抱きかかえられた動けなかった。
そして、そっとバスローブを掛けてくれ、
『すっかり冷たくなっちゃって・・・寒くないか?』
と、背中を撫でてくれた。
「うん、大丈夫・・・」
キュヒョンはどうしていいかわからず、
おでこをシウォンの肩にあて、寄りかかった。
シウォンが髪にそっとキスをしてくれた。
その心地よさにキュヒョンはふぅと一つ息をはいた。