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『あぁ、すみませんね・・・そう、そうそこ。そこに置いて。』
置き場所を指示するシウォン先生。
『どうもありがとう。ご苦労様。あとの部屋もよろしく。』
運搬してくれた運送屋の面々に愛想よく挨拶して、
とっとと部屋から出て行ってもらった。
”どうも~”と見送り、くるりと振り返り、今、まさに設置されたものを見渡し
大満足で思いっきりにっこり微笑んだ。
『よっしゃ―!!!』
と叫びながらその物に向かって思いっきりダイブしたがビクともしない。
ビクともしないし、心地よいそのスプリングに大満足で感嘆の声を上げた。
『さぁ、これでもう大丈夫だ!』と声を出さずにはいられない。
コンコン
お!来たな!!
コンコン
ノックされたドアに向かって”どうぞ・・・”と低いトーンで呼びかけると
ガチャリとドアが開いた。
入ってきたのはキュヒョンだった。
『おーキュヒョン。来たな。』
「頼まれた書類。師長が先生に届け・・・どうしたんですか、それ?」
満足そうに設置されたものに腰かけるシウォン先生にキュヒョンは問いかけた。
シウォン先生は極上の笑顔とえくぼを見せながらキュヒョンを手招きし、隣に座るよう促した。
『これならもう大丈夫だ』
腰かけたままポンポン跳ねるシウォン先生。
「いや、そういう事じゃなくて」
手を添えて同じようにポンポン跳ねてみるキュヒョン。
『ほら、この前壊れちゃったから、新調してみた。』
と今度はそのまま仰向けに寝転がるシウォン先生。
「これ、病院の備品で買えるものなの?」
と肩を掴まれ仰向けに寝転がされるキュヒョン。
『そんなの無理に決まってるだろ。自分で発注した。』
「だよね・・・」
『ついでにあいつらのとこも入れ替えといた。』
「え?嫌がられません?勝手に・・・」
『なんで?』
「好みもあるでしょうし・・・硬さとか、弾力性とか・・・っちょ、ちょっと、ダメ。」
『あいつらのことはいいんだよ。どうだキュヒョンは気に入った?
その、硬さとか、弾力性とか・・・』
シウォン先生がキュヒョンに覆いかぶさり腰を押し付け、揺らしながら
その性能を試してみた。
「先生、ばっかじゃない?ちょっと、やめてよ。勤務中だし俺。」
顔を赤らめながらシウォン先生を押しのけようとするが
ガッチリホールドされて動けない。
シウォン先生、そのかわいらしい姿に増々エスカレート。
『早速性能を試してみよう。』
とキュヒョンのズボンに手をかけた。
「ちょ、ちょっと先生、ストップ、ストップ!!」
『え?ダメ?』
「そうダメです!ダメ!!」
『どうしても?』
「そうどうしても。そんな顔してもだめです!」
シウォン先生に片眉あげながら首をかしげてお願いされたら
思わず”うん”と言ってしまいそうだがグッと我慢で怒って見せた。
『キュヒョナ・・・そんな顔したらかえって逆効果だよ。』
シウォン先生はクスクス笑いながらキュヒョンの口をふさぎ
いきなりトップギアでキュヒョンを刺激した。
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高速バスターミナルで、待ち時間に
サクッと短編書こうとしてましたが、
この後、ツーパターン
浮かんじゃいまして、
どうするか、思案中。
A こっ酷くおこられシウォン先生撃沈
B 盛り上がってシウォン先生大満足
う~ん、どうしよう・・・