ホスピタル~始まりはここから7~ | ウォンキュ☆ひたすら妄想~

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superjuniorのシウォン(siwon)とキュヒョン(kyuhyun)のふたり
ウォンキュ(wonkyu)がベースな小説展開中。
が、いろんなカプも活躍中!!


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連れて行かれたのはこの辺りではちょっとした有名なレストランだった
。なんだ・・・食事か・・・ってなんだってなんなんだ。
俺が何かほかのこと期待してたみたいじゃないか。
慌てて頭をぶんぶん振ってみた。
そんな姿を不思議そうに見ていたシウォンが
「ほら、行くよ。」と声をかけた。

レストランに入ると支配人らしき人が飛んで出てきて、
店の奥の個室へ通してくれた。VIPってドアに書いてあった。
中に入るといきなりクラッカーが鳴って、
シャンパンの線が抜ける音がした。
驚いたキュヒョンが改めて部屋の中を見ると、
ヒチョル先生とイトゥク先生とウニョクがいた

ウ「驚いた?ねぇ、驚いた?」
キ「お前今日明けだろ?何やってんだよ。」
ウ「うん。なんかよく俺もわかんない!イトゥク先生に呼ばれてきた!」
ヒ「まぁまぁまぁ、お前たち座れよ!」ヒチョルの右横のテーブルに。
ヒチョルが頭をポンポンとしながら微笑んだ。
シウォンは目の前に座った。

訳が分からずシウォンの顔を見るとシウォンは
満面の笑みを浮かべながらウィンクをした。
席は6席用意されていた。
誰かもう一人来るらしい。
ウ「俺こなとこ初めてです!これ、なんの集まりなんですか?」
本当にウニョクは正直というか、素直というのか、
この状況をすっかり楽しんでいる。

ドアが開き、最後の一人が入ってきた。
「遅くなってごめん。急患が来ちゃって・・・」ERのドンヘ先生だった。
ドンヘ先生にもものすごくお世話になった。
ドンヘ先生がヒチョルとイトゥクを呼んでくれた。
(まぁ、そこにシウォンもいたからだけど)
その機転が功をなした。

この集まりはイトゥク先生が発起人でシウォンの帰国と
俺との再会となんやらかんやらを一緒に祝おう!って会らしい。
なんだかよくわかんないけど、ウニョクがものすごく楽しそうなのでいいかなって思った。
みんなお酒も入りすっかりくつろいでる。
キュヒョンも自分なりに楽しんでいた。

キ「先生、お触りはダメって言ってますよね?」
すっかり出来上がっているヒチョルはキュヒョンの太ももを撫でていた。
「ケチ臭いこというなよー。お前ほんっとかわいいよなぁ~。」
とほっぺにキスをしようと顔を寄せてきた。
イ「はいはいそこまでぇ~。おいドンヘ、ヒチョルを頼むよ。」
ヒ「トゥギ~、俺ほんっとうれしいよぉ~。
みんなでこうして集まって一緒に過ごせて・・・」
イ「そうだなぁ。ほんとだよな。」 
とイトゥクがヒチョルをなだめている。
ドンヘが大丈夫かと声を掛けるとヒチョルが
「ドンヘ~俺のドンヘ~」と抱きつき、
頬にキスをした。
驚くキュヒョン。

その時あることに気が付いた。
ヒチョルがいつもしている左手の小指の指輪。
その指輪と同じ指輪がドンヘの右手の小指にあるのを。
2つ合わせると初めて意味を持つペアリング。
てっきり恋人との、女の人とのペアリングだと思っていた。
キュヒョンはポカーンと口を開けて固まった。
その様子をシウォンはずっと見ていて笑いが止まらなかった。
今目の前で起こっている出来事が理解できないマンネが愛おしくてたまらなかった。
イ「ウニョク、送ってくぞぉ~」
といイトゥクが掛けた声で我に返ったキュヒョン。
イトゥクの後をついていこうとするウニョクの手を掴んだ。
ウ「お前シウォン先生に送ってもらうんだろ?じゃぁ、またあし・・・ん?どうした?」
キュヒョンの慌てっぷりにウニョクは笑いながら聞いた。
「今のなんなんだ?だってあの指輪・・・」
ウ「あぁ、あの2人?俺も前に気になってトゥギ先生に聞いたんだ。
2人はパートナーなんだってさ」
キ「パ、パートナー??なんだよそれ。だからどういうことなんだよ。
とウニョクに詰め寄っているキュヒョンとの間に入り
「はいはいはい、その話はまた今度な。
それ、ここだけの話にしとけよ。」
とイトゥクはウィンクをした。

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