ジレンマ -2- | ウォンキュ☆ひたすら妄想~

ウォンキュ☆ひたすら妄想~

superjuniorのシウォン(siwon)とキュヒョン(kyuhyun)のふたり
ウォンキュ(wonkyu)がベースな小説展開中。
が、いろんなカプも活躍中!!


twitter→@won_kyu7


「どう?落ち着いた?」シウォンは優しく問いかけた。

「はい、すみません。あのここは・・・」

「俺のうちだよ。お前のうち、寮だしどうしようか迷ったんだけど・・・」

「・・・すみません。」

「謝ってばかりだなぁ~。気にすんなって。」

と大きな手で頭を撫でた。

「俺・・・今でも夢見るんですよ。あの日のこと。
気が付いたら道路に倒れてて、起き上がろうとしたらものすごく吐血して・・・
思い出が廻ったんです。
話にはよく聞いてたけど、あれ本当で小さい頃の思い出とかパァ~って。
で、俺、ここで死ぬんだなぁって・・・」
また涙が出てきた。

「ウニョクが顔を真っ赤にして叫んでるんで
何を怒ってるのかと思ったらあいつも大ケガして顔面血だらけで、
なのに俺の側にいてくれて・・・」

キュヒョンは堰を切ったように今まで誰にも言えず
一人で抱えていた思いをシウォンにぶつけた。

シウォンはそんなキュヒョンの話しをただただ黙って聞いていた。



「俺、本当は死んでたんですよね。」



そう口にした時頭を撫でてくれていたシウォンの手が止まりアゴに指がかかった。
顔をあげられたかと思ったらシウォンの顔が降ってきた。
そして優しく唇がふさがれた・・・


一度目はついばむようなkiss・・・
そしてもう一度はしっかりと唇を捉えて離さいkiss。
体中の血液が逆流したかの様で耳の奥がキーンとなった。
シウォンは

「言っただろ、神様のおぼし召しだって。」

と言ってキュヒョンの胸の大きな傷にそっと口づけそっと抱きしめた。

一度目はついばむようなkiss・・・
そしてもう一度はしっかりと唇を捉えて離さいkiss。
体中の血液が逆流したかの様で耳の奥がキーンとなった。

「言っただろ、神様のおぼし召しだって。」と言って

キュヒョンの胸の大きな傷にそっと口づけそっと抱きしめた。

インターフォンが鳴り、

「ちょっとごめん・・・」

と言ってシウォンが部屋から出ていった。

え・・・?

なんだよ今の?!

キスされた?
俺、今キスされた?

シウォン先生に…男にキスされた?

え?

訳わかんない。

ってなんで俺裸?

なんで男と裸でベットで抱き合ってたんだ?

え・・・?

キュヒョンは毛布を頭からかぶり今の自分の置かれている状況をもう1度考え直した。
が、何度考えても状況は変わらない。
そして何よりもそれをイヤだと思ってない自分に一番驚いている。

「服を着て、飛んでくる前に。」

シウォンの声がして毛布から顔を出した。
顔が熱くなった。

キュヒョンはウニョクの声に気づいた。
心配したウニョクfが来てくれたらしい。
慌ててシャツを羽織るとまた、あの香りがした。
シウォンの香り。
と、ベットルームにウニョクが飛び込んできた。

「キュヒョーン!心配したぞ!!大丈夫か?」

抱きつかれてキュヒョンは苦笑いをした

リビングン出ていくとヒチョルとイトゥクもそこにいた。
みんな心配して駆けつけてくれた。

「おーキュヒョナ~大丈夫か?腹でも出して寝たか?」

「先生とは違いますよ!」

「じゃあ、知恵熱だな!」

「ゲームのやりすぎ!」

皆の気持ちが暖かくてまた涙が出そうになった

夜も更け、キュヒョンの具合も落ちつたので
ヒチョルが寮まで送るといい、皆とシウォンの部屋を出た。



「送ってくれてありがとうございます。」

「あぁ~気にするな。俺も病院にドンヘを迎えに行くところだし。」

「あぁ、ドンヘ先生・・・」

キュヒョンはちょっと戸惑った。