【大高校】2024 愛知県公立高校入試「数学&理科」難易度分析 | 進学塾 星煌学院

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星煌学院大高校の水野です。

昨日は愛知県の公立高校入試でした。受験生の皆様本当にお疲れ様でした。

まずはしっかり休んで、思う存分好きなことをして、そして3月8日の発表を待ちましょう。

 

2024 愛知県公立高校入試

【数学】

昨年度より難化した。平均点の予想は11~12点。

・大問1でも(7)以降はそれなりの文章題なので、「大問1で10点」が今年は簡単ではなかった。
・大問2の2点問題が、2点か0点の配点で点が稼ぎづらくなった。去年は複数選択や穴埋め問題で1点の部分点があった。
・去年大問2で出題された、受験生にとっては比較的簡単な「図形の証明」が姿を消した。
・大問2で「関数と図形」が復活した。過去問とは少し違う形の問題なので解きにくかった。
・大問3(2)②と(3)②は発想力を要し計算量も多い、いわゆる図形の難問だった。大問2に時間がかかる中で、最後にこの問題を解き切るのは難しかったのではないだろうか。

 

2024 数学 大問構成

大問1 小問集合

大問2 (1)確率 (2)関数と図形 (3)関数の利用(速さ)

大問3 (1)角度 (2)平面図形 (3)平面図形・空間図形

 

【理科】

昨年度より難化した。平均点の予想は10~11点。

・大問3化学と大問4物理の難易度が高かった。実験文が長く複雑で、複数の実験をその結果のグラフや表を読み取りながら解いていかなければいけなかった。また両方の(4)にある2点問題は、高い現象の理解を要する非常に難しい問題であった。この2つの大問で22点中10点なので、化学物理の出来次第で理科の点数が左右される結果となった。

・大問4では2年連続電流の出題がなく、大問5では2年連続天体の出題がなかった。また大問2では感覚器官、大問4では仕事の原理のてこなど比較的マイナーな単元が出題されたのも特徴的だった。

 

2024 理科 大問構成

大問1 (1)中2電流(クルックス管) (2)中1化学(有機物・無機物)

大問2 中2動物(感覚器官)

大問3 中3イオン(電気分解・中和)

大問4 中3力(浮力)

大問5 中1火山

大問6 (1)中3天体(月) (2)中3生物(細胞分裂)

 

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