【今日は何の日?】~草の戸も 住替る代ぞ ひなの家~ | 進学塾 星煌学院

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こんにちは。

 星煌学院  の 花谷 です。

 

今日、3月28日は 俳人 松尾芭蕉

『おくのほそ道』の旅に出発した日!

「草の戸も 住替る代ぞ ひなの家」
 (くさのとも すみかわるよぞ ひなのいえ)

の句を詠んだときですね♪

 

全行程の600里(約2400㎞)を150日ほど

でめぐり、移動日の平均距離は約30㎞。

50㎞以上を歩いた日もありました🚶‍♂️

 

 

芭蕉 が当時46歳であったことも合わせて

「歩きすぎ!」「実は 忍者 なのでは?」との

説もあるぐらいですが、当時の人にとっては

これくらいは普通だったそうです。

 

それでも 2400㎞ と聞くと現代の我々には

とんでもない距離です…

 

星煌学院大高校 から 本州最北端の青森

大間まで行き、マグロ を食べて帰ってきても

まだ100㎞以上あります。

 

 

また 芭蕉 は 野宿が大嫌い

・支援者の家に押し掛け無理矢理泊まる

・大金をはたいてでも宿に泊まる

などの無茶をしていたことが、弟子の日記

によって知られています。

 

さらに、「松島の月まづ心にかかりて」

出発のときから気にしており、その景色に

感動するあまり、何も詠めなかった 松島

をさらっと1日で通過するという謎の行動…

自分を歓迎してくれるところには10日以上

滞在することもあったのに…


ちなみに 「松島や ああ松島や 松島や」

芭蕉 の句ではありません。

 

 

皆さんが学ぶ歴史上の人物は “ただの記号” 

ではなく、いろんな のあるひとりの人間、

いろんな人間がいろんなことを考えて歴史は

作られている…

そう気づくと少し楽しくなってきませんか?

 

 

それではまた👋

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