最近、夏休みが待ち遠しかった幼い頃に帰ってみたいと思う時があります。この夏も旧盆に孫達が来て、庭で水遊びをしました。暑い真っ盛りに小さなプールで燥いでいました。幼い頃のそんな思い出は忘れて終いましたが、何も考えずに屈託なく遊べる、こんな時が羨ましく思います。

 

 

さて、この酷暑の夏の商売は如何だったでしょうか。お盆が終わり、一息ついたお得意先から連絡がありました。7月に入り、土用丑の直前に大きく上がった活鰻相場でこの夏はお客さんへの奉仕でしたと、値上げ出来なかった現状に嘆いていました。この相場の変動にいつも惑わされて一喜一憂してしまうのですが、今回の上昇率は、株式相場並みの変動で驚きました。海外から輸入している我々は、この土壇場の騒ぎを受けざるを得ない状況で非常に心苦しいばかりでありました。もう少し各国の情報の回し合い等も考慮して、検討して欲しかったと思います。

相場の格言に「売りがたきところが下がり、買い難きところが上がると知るべし」とあります。これからこの夏の猛暑も終わり、更に繁忙期も終わり、この高値に張り付いた活鰻相場を何処で買い支えてくれるのでしょうか。これからのこの先の厳しい現状が思いやられます。