皆様、井上でございます。
毎度毎度お世話になってます。

そしていつも見に来て下さってありがとうございますm(_ _ )m

今日はこの前書いた・・・といってももう10日以上も前の物ですが解答をさせていただきたいと思います。

もいすさん、いつもありがとうございます♪
という訳でタイトル的に分かる通り私の読んでいる数少ないライトノベルでもある、
『黄昏色の詠使い』と『文学少女』にスポットを当てて何か出来たらいいなと思って今書いています。

この前ですが、朝倉美羽とクルーエルについて若干ふれてみたので今回はその逆とプラスαでしてみます。


『黄昏色の詠使い』にスポットを当ててみる・・・

前回、クルーエルについては触れたので今回はネイトについて触れてみようかと思う。
ネイトは他のアカデミーの生徒とは異なる名詠式を使っている。その色は『夜明け色』
彼はイブマリーという母でもあり、名詠式の象徴でもある彼女に憧れを抱き、そして母として尊敬していたのかもしれない。でも彼自身気付かない間に母でもあるイブマリーより同じクラスのクルーエルの方が存在として大きくなっていた。
つまりそれは彼自身が成長しているということ、そしてイブマリー以上に"守りたい"と思える人が出来たからではないだろうか?
ネイトはまだ確か13歳な筈。
これから色々なことを知り、更に苦しい思いをするかもしれない。
けれどイブマリーという優しさと、お姉さんでもあり、一番大事な人でもあるクルーエルがいれば乗り越えられるのかもしれないと思ってしまう。


『文学少女』にスポットを当ててみる・・・

心葉君は正直な話、あまりにも過去にとらわれ過ぎだと私は思った。いや、その姿があるからこそ、最後の方でのあの成長した姿が見れるのかもしれない。
心葉君は美羽、遠子先輩そしてななせという三者三様の女の子に支えられてきた。
心葉の中でやはり割合を多くしめているのは遠子と美羽だろう。もちろんななせも大事なのだろうがやはり、この二人と比較してしまうと落ちてしまう。
前回美羽について少し触れた。脆く儚く壊れやすく・・・そんな怖がりででも強がりな少女。
少なくとも私はそう思ってる。では心葉はどうだろうか?
強がりでもなければ壊れやすくもない。言うのであれば怖がりで。自分を守ろうとして、そして何よりも人を失うのを恐れる。そんなものだろうか?
私も文学少女を何回も読み、そしてこうして読書後記を書いているが正直心葉ほど成長しすぎている人物はいないと思う。前半部分では美羽に苦しみ。後半部分では自分の気持ちに苦しんでる。まあいわば自業自得と言えないこともないが、でも私はその心葉君の姿がまぶしく見えた。
遠子に対しての特別な思い、ななせに対する気持ち、そして美羽への本当の気持ち。
どれも大切で、どれも中途半端。そう思ってしまった。
でも、心葉は小説を書くことによってその中途半端な気持ちに区切りをつけた。ななせに甘える気持ち。美羽にすがりつく気持ち。そして遠子に寄せる本当の気持ち。
ここの部分は正直一番格好いいと感じてしまった。
もう少しで心葉君を見れなくなるけど、ぜひとも最後まで一文学少女ファンとして応援して行きたい。



あまりにも長く書きすぎましたか。
いや、正直こんなに書く予定ではなかったのですが(苦笑)

ですがなんとなく自分の気持ちが伝えられたかもしれません。
それではまたお会いしましょう。

お相手を務めましたのは井上でした。