東京に診療所があったころ、約1年間隔で通って下さっていた患者さんが、4年3ヶ月ぶりに治療に来て下さいました。
その間、特に歯に異常もなく、歯科通院もされていなかったそうです。

半年程前から左の歯が痛くなって左の頬内側を噛む様になったそうで、頭痛もすることから、来院されました。

特に虫歯はないものの、噛み合わせに問題がありました。
異常な歯の当たりは、左目を細くさせ、歯垢を溜まりやすくさせていました。
歯垢が溜まり易かったり、歯石がつきやすかったり、歯茎との境目が磨り減って凍みやすくなるのは、歯の磨き方が主な原因だと一般的には言われていますが、
日々の臨床を通しては、噛み合わせが関係していることの方が多いと感じます。

いつも冬の寒い時期に受診されているので、
気温の低い環境に弱いタイプで、無意識に食いしばることが多いのかもしれません。
きのうは、道後温泉であたたまってきました~と、おっしゃっていました。

噛み合わせの調整後は、「既に頸がラクです。」と嬉しそうにお話ししてくださいました。

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《自然歯科診療所》
愛媛県松山市三番町5-6-11三番町トキワビル1階

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【おまけ】

今、私はヒポクラテスに興味があって、関連の本を読んでいます。

ヒポクラテスの教え‘患者の体から発する信号を注意深く聞け。’

日常的に心のなかで何をどう考えているかが遺伝子の働きに影響を与え、病気になったり治ったりするということです。・・・
村上名誉教授は長年の遺伝子研究の結果、遺伝子の働きの見事な調和を追求していくと、「サムシング・グレート(何か偉大なる存在)」を想定せずには理解できないという結論に達した・・・etc興味深い内容が、沢山書いてあります。

ヒポクラテスのことも、いつか記事に出来たらと思っています。
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