今年は「金太郎いも作り」にチャレンジしています。昨年の
青年経営塾の成果として作った企画を今年実行します。
三代目も島津さんの「金太郎いも」を使って様々なお菓子を
作らせていただいていますが、実際、「金太郎いも」を育てた
ことがないのです。そこで島津さんの「金太郎いも」を使った
商品と別に「金太郎いも」を育て、その過程を体験メニュー化
して販売し、お客様との強い絆作りを通して佐田岬のファンを
増やそうというものです。名づけて「金太郎いもで地域の元気を
創ろうプロジェクト」です。
ど素人の三代目は下記の「地域活性化(震災復興支援)」を目的に
取り組んでいる事業にメンバーとして参加し「栽培」を学んでいます。
今、がらん山の農業体験施設では主たる目的を「地域活性化」とし
「東北の震災復興支援」も盛り込んで芋作りをはじめています。
今年の11月くらいには収穫して、原発立地町である双葉町へ送る予定で
栽培しています。この体験農園施設は旧三崎町が整備したもので、
がらん山にありアクセスは悪いですが、佐田岬半島の頂上に位置し
半島でも抜群の景観と緑色片岩の青石の石垣文化を伝えるすばらしい
施設です。私も「芋づくりの師匠」の考えに共感を覚え参加している
次第です。三代目の芋の師匠曰く、「送るよりも、できたら芋ともち米
持って何人かで向こうへいって餅もついて食わしてやりたいなあ。
他人事じゃないよ、本当に」という心優しい方なのです。
先日は、一緒に畑の開墾をやりました。↑はその時の写真です。
今週の土曜日には有志14人ほどが集まって開墾した後の根っこや
石拾いのボランティアをしていただくことになっています。
ありがたいことです。
結構、開墾した跡に↑のような根っこが出るのです。これを耕運機で土と
混ぜると成長して芋の養分を吸ってしまうのでキレイに撤去しないと
いけません。この事業を通して双葉の人たちによろこんでいただけると
うれしいし、同じ想いをもって作業する中で新たな絆が生まれると
いいなあと思います。そうした仲間作りから、地域の元気はできるのでは
ないでしょうか?そして、みんなで汗かいたら一杯やるとうまいよね~!!
地域にいながらの震災復興支援、一緒にやりませんか~?
来れるときだけ来るというスタンスでかまわないので
興味をお持ちの方は三代目・田村義孝までご連絡をください。
sanndaime@unimannya.com または090-6283-6649まで
やろうとしていることは似ているけど、三代目達、青年経営塾でできた
仲間とやるのは収益事業。あくまで、ビジネスとしてやる中で地元に
お金がおち、雇用につながるなどの効果をだすもの。
がらん山の企画は完全にボランティア。社会貢献事業。ですが、それを
とおして新しい絆、自分の住んでいる地域への愛着と誇り、
そのような意識付けができればいいなと思います。
これからは、家族でディズニーランドにいくのと同じくらい
家族で農作業をする、育てる喜び、食べる喜び、学ぶ喜びを
感じる。そんな時代ではないでしょうか?
両方に共通するのは佐田岬のファンを創るということ。
さあ、楽しみながらやっていこう!!!