あの日から4年も会ってない。
もう4年、まだ4年。
日によって、もう、と、まだ、の気持ちが違う。
あの日から数日は泣いて泣いて泣きまくり息をするのも辛かった。
よく気が変にならないと自分自身に感心した。
悲しく、苦しいけど介護、仕事、他色々しきるしかなく、立ち止まってはいられなかった。
本当は全て投げ捨てで知らない街に逃げたかった。
そんな思いを繰り返しながらの4年。
体の、気持ちの、衰えがこの4年間で痛切に感じる。
彼方の息子に会いたくて仕方ない。
今まではそう思っただけでも涙が流れて止まらなかったのに、最近は涙は出ても流れるほど出ない。
息子を発見した時も涙は出なかった。
TVドラマのような号泣場面は無かった。
私の事情を知ってる人も知らない人も、せかせかと動く私に、ゆっくり休めるといいねと言ってくれる。
ゆっくり一人で湯治にでも行きたい。