自分を真正面から見つめ直す事って大切だけど、実はかなり辛い事で、
自分を作り上げている価値観とか、信念とか、想いとか、
自分を守る為に使っていた嘘とか、思い込みとか、強がりとか、
色んなモノを目を逸らさずに見極めていかなければならない。
それには発見とか気付きとかがある反面、
目を向けたくない本当の自分が自分の前に現れて、戸惑いとか苛立ちとか不安とか、苦しさもまた込み上げてくる。
人間って誰でも強さと弱さを持っているから、当たり前のはずなのに、弱い自分は認めたくないと思うようになってしまうのは何故なのだろう??
何事にも強いばかりでは何時か疲れてしまう、壊れてしまう。
そう知っているのに、弱さを素直に表せないのはどうしてなのだろう??
本当の強さとは何事にも屈しない事ではなくて、強さも弱さも認めて共に生きて行く事なのではないかと思う。
自分の限界を知る事で見える自分の弱さは決して欠点ではなくて、
それが自分だと受け止められる事が一つの強さであり、進化なのではないだろうか。
痛みを伴わない教訓が意味を成さないのと同じように、
苦しみや辛さを感じたその先から、その苦しみをほんの少しでも違う視点から見る事が出来た時に、
掛け替えのない何かを得る事が出来る。
そんな事があるような気がした、そんな一日。
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