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イスラム世界において保険業をするときに抵触する概念があるという。


シャリーアというイスラーム法に載っている概念の中で
イスラムビジネスの禁忌は3つ。
①リバー(利子)
②ガラル(不確実性)
③マイシール(投機性)


リバーは利子のこと。イスラム世界では利子をとることが禁じられているため、金融業は新しいモデルを構築することを余儀なくされた。その結果できたのがイスラーム金融である。
金融で利子をとらないというが、

イスラム金融は規模の経済性を働かせられるような大規模なものではなく、煩雑な手続きにより取引ごとのコストが高い。また、事業の多角化を進めていないため、範囲の経済性を働かせることもできないという。


経済性の話がでたので脱線。
経営上、コストを逓減するためにとる戦略がある、
『規模の経済性』
規模の経済性とは簡単に言ってしまえば生産規模を大きくすることで得られる経済的利益のことである。大量生産、大量流通、大量販売により利益を得る。例えば、フォード社のT型フォードの大量生産、少品種の戦略である。

「範囲の生産性」
ある商品一つだけを売るのではなく、その商品の強みを生かして他の事業に参入していくことを範囲の生産性と言う。多角的ビジネスを展開していく総合商社などの強みの理由は範囲の経済性が働いているからといえる。

「企業のコア・コンピテンス」
企業のコアコンピテンスは専門性の高いイノベーティブな産業、例えば軍事産業、コンピューター産業などでのイニシアチブをとる企業の技術における優位性が生む利益である。


閑話休題、イスラム金融について。

いま「ムラーバハ」というイスラム型の金融が主流になっている。
ガラムに抵触するのではないかと論争が巻き起こったが、今は収束している。

ムラーバハとは、利息ではなく利ザヤで稼いでいる商売だという論理で金融を行うものだ。
今ムスリム世界では70%の金融機関がムラーバハのスキームに従っているという。